運は、始まりよりも終わりが重要です。


どう終わるか?


その状況や方法こそ、
より強く未来に影響します。


ところが。


始め方より終わらせ方の方が、
難しいことが多いです。


鑑定においても、
終わりの場面での行動計画は、
妥協の余地を減らし、細部を検討します。


中でも特に建築においては、
神経質に吉凶を見ることになります。


住居というのは、実は、
建てるより壊す方が難しく、
かつ運に影響します。


終わりは尻すぼみになりがち

新築や増改築は、夢と希望があるし、
時間やお金がかかるから、
みんな自然と丁寧・慎重になり、
縁起も気にしてしまうものです。


一方、取り壊しは始まれば一瞬。


しかも、次への期待に気が向き、


★早く土地を売りたい
★そこに家を建てたい
★重荷を片付けてしまいたい


と先へ進みたい方にとって、
取り壊しは邪魔な障害。


さらに、現在は法律の改正により、
廃材の分別・引き取りが厳しくなり、
驚くほどお金がかかります。


とまあ、色々な意味で、
ネガティブになりがちなのが、
住居の取り壊し。


とにかくパパッと終わらせてしまいたい。


そう思う心情、分かります。


建てるときほどの熱量で、
壊すことと向き合うのは、
難しいことなのでしょう。


けれど。


住居は、建てるだけでも疲れますが、
壊す際には更に大きな負担がかかります。


今まで住んでいた家を壊すということは、
自分の分身を壊すようなものです。


相応の手順を踏まないと、
大きく一族の運を傷つける恐れがあります。


ということで、これからは、
始まりと同じくらい終わりを大切に。


特に住環境においては、
建築以上に取り壊しを丁寧にして吉。


運の良い住居の壊し方

一生の中で、


『今住んでいる住居の取り壊し』


という機会に立ち会う人は、
そんなに多くないかもしれません。


滅多にないと言っても良いでしょう。


実際、僕は子供時代から数えて、
3回の住居新築の現場に居合わせましたが、
自分が住んでいる家(住んでいた家)が、
取り壊されたことは一度もありません。


だから、この知識を必要とする人は、
かなり少ないはずです。


それでも、その少数派にとっては、
運に関わる大きな衝撃になり得るので、
以下をご確認ください。


★運の良い住居の壊し方

1.時期:居住者にとって中央が吉方位となる年月を選ぶ(※)
2.間隔:なるべく長く空き家にする〈理想は12ヵ月〉
3.土用:年に4回ある季節の変わり目を避け屋根・壁・柱を壊す

※ゆうきこよみの吉方位一覧表にて中央の記載がある期間




★ここだけは避けて欲しい最要注意事項

★年盤及び月盤の中央に『五』が入った年月の取り壊し
★年盤及び月盤の中央に『居住者の本命の漢数字』が入った年月の取り壊し(※)
★転居後間もない(空き期間が極端に短い)旧居の取り壊し

※例)本命星が一白水星の方は『一』で九紫火星の方は『九』




それでもなお、どうしても、
やむを得ない理由があり、
教科書通りの理想が難しい場合。


マニュアルにこだわらず、
凶を前提とした対処へ切り替えて吉。


悪影響を抑える方法があります。

★凶の取り壊しの対処

1.退去の時期と方位を共に吉とする
2.自宅に人も物もいない期間を“なるべく長く”作る
3.取り壊し前に塩・酒・水でお清めをする



取り壊しの2週間前までには、
人と物の移動を済ませ、
住居を空の状態にして吉。


また、取り壊し前のお清めは、
施工業者さんにも相談しながら、
住居中央の床板を抜き、
そこに塩・酒・水を撒いて吉。


転居先も、取り壊し作業も、
ご自身の都合だけで、
自由に進めることはできないもの。


それは重々承知です。


だからこそ、行動計画を立てる際は、
直前ではなく年単位で先を読み、
各関係者と情報交換しながら、
見積もり・スケジュールを検討して吉。


それを踏まえて、
いつまでに退去すれば、
どれくらいの期間、
住居の空きを確保できるか工夫。


なるべく長く空き期間を作れるように、
退去の吉時期と吉方位を探します。


もうやってしまった場合の対処

『そんなの知らなかった』
『もう壊しちゃった』
『中央は凶だった』


という方は。


対処方法、あります。


取り壊しによる凶作用とは、


1.家運の欠け
2.家運の乱れ
3.家運の疲れ


の3つの観点からの対処が必要。


欠けて足りなくなった家運に関しては、
吉方位旅行などで補足して吉。


乱れてしまった家運に関しては、
生活習慣や食習慣、インテリアや言動など、
暮らしを穏やかに落ち着けることで、
運を定着させて吉。


疲れてしまった家運は、
以降の更なる消耗を防ぐために、
出費を減らし、
大きな決断・行動を控え、
しばらく大人しく過ごして吉。


退去から12ヵ月未満の取り壊しは注意

退去してから1年以上経過したならば、
煮て食おうと、焼いて食おうと、
神経質になる必要なし。


すでに自分の運はそこから離れて、
壊しても傷つくことはないと考えます。


一方。


退去して間もない場合は、
計画や対処が必要です。


建てるとき以上の慎重さと丁寧さで、
スケジュールを調整して吉。


それでは☆


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