こよみにおいては、年月日時には、必ず十二支が付随しています。
午の年。
申の月。
未の日。
酉の刻。
など(上記は2014年8月28日19:00の十二支)。
時の流れと方位のエネルギーが、この十二支によってリンクする場合があります。
子:北
丑:北北東
寅:東北東
卯:東
辰:東南東
巳:南南東
午:南
未:南南西
申:西南西
酉:西
戌:西北西
亥:北北西
午の年には、1年間、南の方位の作用が強まります。
申の月には、1ヵ月間、西南西の方位の作用が強まります。
そこが吉方位であるならば、大吉方位へとアップグレードし、
そこが凶方位であるならば、大凶方位へとダウングレードします。
これが、大歳(たいさい)や月健(げっけん)と呼ばれるルールです。
呼び名はどうでも良いです。
要するに、その年や月の十二支によって、
該当する方位の影響力が、良くも悪くも強まるということ。
ここまでが前提。
ここからが本題。
作用が強まる十二支の正反対側の方位は、凶作用が生じると言われます。
歳破:年の十二支の反対側
月破:月の十二支の反対側
日破:日の十二支の反対側
多くの場合、歳破の凶作用が最も強く、大凶方位と格付けされます。
その後、月破、日破と少しずつ凶作用は弱まるものの、
凶方位であることに変わりなし、という考えが通常です。
専門家によっては、
『歳破や月破よりも日破の悪影響が強い』
という方もいるし、
『いやいや歳破や日破より月破こそが悪影響大』
という方もいるし、
『そもそもそれらの破れよりは月命殺や月命的殺を重視すべき』
という方もいて、諸説はいっぱい数えきれないほどです。
なので、一般的にはどうかという表現は難しく、
あくまで西企画の場合でご紹介を続けます。
▼歳破・月破・日破の悪影響
『破』とは、事が破れる作用。
完成間近のものが形を成さずに終わる作用。
大会(本番)を目指して一生懸命練習してきたのに、
直前になって怪我をしてしまい、努力が報われなかった、
みたいな不運は、この『破』によるものとされます。
頑張らない人が報われないのは、不運ではないです。
それが正常な自然の流れであり、占い師でなくても分かる当然の帰結。
けれど、頑張っているにも関わらず、また直前まで順調だったにも関わらず、
それが完成間近で崩れてしまうという嫌らしさが、
この凶方位の怖い所であり、避けるべき理由だと思います。
▼歳破・月破・日破の影響力
それぞれの鑑定方法は、既にご紹介した通り。
基本的に同じで大きな違いなし。
年盤・月盤・日盤における十二支の所在の正反対側です。
差が消日のは、その悪影響の強さ。
歳破>月破>日破
上記の順です。
そして、ここからが西企画っぽい所なのですが、
時盤における時破は完全に無視し、日破も、あまり重視しません。
考慮することによって生じる制約が、
リアルライフを乱してしまうことの方を恐れるからです。
なので、毎年発行するこよみにも、日破以降の表示はしていません。
歳破と月破は、ご確認いただけます。
▼日破の扱い方
日破を重視し、大凶方位とする専門家の考えを否定するつもりはありません。
その方が、より知識に対して誠実で、無難で、
無理なく取り入れることができるならば理想だと思います。
けれど、日盤における日破の悪影響は、そこまで大きくないと僕は考えます。
ボンゴレビアンコを食べていたら、時々、砂や殻の破片が口の中で、
『ジャリッ』
っとなり、すんごい嫌な気分になる、程度のトラブルだと思います。
上記はあくまで凶作用の大きさを表現する例であり、
日破を冒すとアサリの砂出しに失敗するわけではありません。
日破なんて小さな凶方位、無視した所で、
なんの悪影響もないから大丈夫、ってわけじゃ決してない、
ということをご理解いただければ嬉しいです。
で。
そこで、
『アサリって、時々、砂がジャリってするから好きじゃない』
『だから、ボンゴレビアンコやアサリの酒蒸しは苦手』
『仮に、お店の一押しメニューにあったとしても頼まない』
というのは、もったいないと思います。
そうすることで避けられるデメリットより、
そのせいで逃してしまうメリットの方が、
大きいのではないかと考えるのが西企画です。
そういう、不誠実で不真面目な考え方をする僕でも、
さすがに歳破や月破まで無視することはありません。
いずれも、相応の強い悪影響があるとします。
ただ、日破にこだわり過ぎることで、より大きな幸運を逃すのは、
あまり現実的でないな、という考え方です。
日破の扱いに関しては、しばしばご質問をいただくので、
上記を参考にしていただけるとありがたいです。
今後、転居や建築の一大イベントで、方位の吉凶を調べる際、参考にしてみてください。
それでは☆
【こよみよみ告知】今日から東京でのこよみよみのご予約受付も始まりました。『忘れてた!』という方は、是非、こちらのリンクからメールを。
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記事とは関係のない内容でも、
こちらにコメントいただければご返信致します。
午の年。
申の月。
未の日。
酉の刻。
など(上記は2014年8月28日19:00の十二支)。
時の流れと方位のエネルギーが、この十二支によってリンクする場合があります。
子:北
丑:北北東
寅:東北東
卯:東
辰:東南東
巳:南南東
午:南
未:南南西
申:西南西
酉:西
戌:西北西
亥:北北西
午の年には、1年間、南の方位の作用が強まります。
申の月には、1ヵ月間、西南西の方位の作用が強まります。
そこが吉方位であるならば、大吉方位へとアップグレードし、
そこが凶方位であるならば、大凶方位へとダウングレードします。
これが、大歳(たいさい)や月健(げっけん)と呼ばれるルールです。
呼び名はどうでも良いです。
要するに、その年や月の十二支によって、
該当する方位の影響力が、良くも悪くも強まるということ。
ここまでが前提。
ここからが本題。
作用が強まる十二支の正反対側の方位は、凶作用が生じると言われます。
歳破:年の十二支の反対側
月破:月の十二支の反対側
日破:日の十二支の反対側
多くの場合、歳破の凶作用が最も強く、大凶方位と格付けされます。
その後、月破、日破と少しずつ凶作用は弱まるものの、
凶方位であることに変わりなし、という考えが通常です。
専門家によっては、
『歳破や月破よりも日破の悪影響が強い』
という方もいるし、
『いやいや歳破や日破より月破こそが悪影響大』
という方もいるし、
『そもそもそれらの破れよりは月命殺や月命的殺を重視すべき』
という方もいて、諸説はいっぱい数えきれないほどです。
なので、一般的にはどうかという表現は難しく、
あくまで西企画の場合でご紹介を続けます。
▼歳破・月破・日破の悪影響
『破』とは、事が破れる作用。
完成間近のものが形を成さずに終わる作用。
大会(本番)を目指して一生懸命練習してきたのに、
直前になって怪我をしてしまい、努力が報われなかった、
みたいな不運は、この『破』によるものとされます。
頑張らない人が報われないのは、不運ではないです。
それが正常な自然の流れであり、占い師でなくても分かる当然の帰結。
けれど、頑張っているにも関わらず、また直前まで順調だったにも関わらず、
それが完成間近で崩れてしまうという嫌らしさが、
この凶方位の怖い所であり、避けるべき理由だと思います。
▼歳破・月破・日破の影響力
それぞれの鑑定方法は、既にご紹介した通り。
基本的に同じで大きな違いなし。
年盤・月盤・日盤における十二支の所在の正反対側です。
差が消日のは、その悪影響の強さ。
歳破>月破>日破
上記の順です。
そして、ここからが西企画っぽい所なのですが、
時盤における時破は完全に無視し、日破も、あまり重視しません。
考慮することによって生じる制約が、
リアルライフを乱してしまうことの方を恐れるからです。
なので、毎年発行するこよみにも、日破以降の表示はしていません。
歳破と月破は、ご確認いただけます。
▼日破の扱い方
日破を重視し、大凶方位とする専門家の考えを否定するつもりはありません。
その方が、より知識に対して誠実で、無難で、
無理なく取り入れることができるならば理想だと思います。
けれど、日盤における日破の悪影響は、そこまで大きくないと僕は考えます。
ボンゴレビアンコを食べていたら、時々、砂や殻の破片が口の中で、
『ジャリッ』
っとなり、すんごい嫌な気分になる、程度のトラブルだと思います。
上記はあくまで凶作用の大きさを表現する例であり、
日破を冒すとアサリの砂出しに失敗するわけではありません。
日破なんて小さな凶方位、無視した所で、
なんの悪影響もないから大丈夫、ってわけじゃ決してない、
ということをご理解いただければ嬉しいです。
で。
そこで、
『アサリって、時々、砂がジャリってするから好きじゃない』
『だから、ボンゴレビアンコやアサリの酒蒸しは苦手』
『仮に、お店の一押しメニューにあったとしても頼まない』
というのは、もったいないと思います。
そうすることで避けられるデメリットより、
そのせいで逃してしまうメリットの方が、
大きいのではないかと考えるのが西企画です。
そういう、不誠実で不真面目な考え方をする僕でも、
さすがに歳破や月破まで無視することはありません。
いずれも、相応の強い悪影響があるとします。
ただ、日破にこだわり過ぎることで、より大きな幸運を逃すのは、
あまり現実的でないな、という考え方です。
日破の扱いに関しては、しばしばご質問をいただくので、
上記を参考にしていただけるとありがたいです。
今後、転居や建築の一大イベントで、方位の吉凶を調べる際、参考にしてみてください。
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