『変わらない絆』
『昔から同じ仲間』
『ずっと仲の良い家族』


そういう、変わることのない繋がりって、
とても素晴らしいことだし、
かけがえのない貴重な宝。


けれど。


運において、縁とは、
変わるもの定義されています。


縁とは四緑木気。


四緑木気とは、風。


風とはつまり、流れ変わるもの。


切れることはありません。


けれど遠近や深浅、
立場や役割分担は、
ずっと同じではいられません。


浅くなったり深くなったり、
遠くなったり近くなったり、
強まったり弱まったりを、
いったりきたりします。


例えば、状況に応じて縁は変わります。


★転居や転職
★結婚や出産
★出世や成功
★自分の成長
★他人の成長


それらの場面と共に縁は変わります。


また例えば、時代と共に、縁は変わります。


→現在必要な縁が、将来も必要とは限らない。
→過去は反発しても、今なら理解できる。
→嫌いだった人を、好きになることもある。


なんてこと、心当たりがある方も多いのでは?


ずっと同じ関係を維持するのは難しいです。


なぜなら、縁は変わるものだから。


良好な関係が長続きすることは、素晴らしい。


でもそれは、きっと、
お互いに変わることができたから、
良い関係を維持できているとも言えます。


ずっと同じままであることに固執すると、
どうしても停滞するのが縁です。


良好な関係を長く維持するためには、
お互いの変化を認め合い、
どちらかがどちらかに、
同じであることを強制をしないのが秘訣。


仕事において、顧客や取引先が時代と共に変わり、
入れ替わり立ち代わりするのは必然。


一族の中で、昔は仲良かった家族同士が、
それぞれの成長と共に、
疎遠になっていくのは自然。


ずっと親友だったはずの仲間でも、
少しずつ価値観が変わり、
思いを共有できなくなるのは仕方なし。


けれど、先の未来で、
再び重なり合うこともある。


そうやって続けていければ良いのだと思います。


もちろん、例外もあって。


ちょっとやそっとの変遷や更新や流行では、
変わることのない強い絆や太い繋がりは、あります。


多少の浮き沈みがあったとしても、
常に一緒に変わらず接し続ける、
特別な縁というのは、存在します。


昔からいがみ合ったまま、
変わらずずっと対立する縁もあるし。


そういう、良くも悪くも因縁めいた、
宿命的な関係性も、あります。


だからといって。


それは特殊な例外です。


特別なものは、特別なものとして、
例外的に扱うのが無難です。


だから、縁は変わるのが自然。


縁が変わってしまうのは仕方なし。


自分が望まぬ方へ変わったとしても。


そのまま、固定しないのもまた縁というやつ。


再び重なることもあるので、変化を認めて吉。


それでは☆


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