懐妊は一白水気の運で決まるもの。


一白水気の良い運を持っている場合、
精子と卵子は上手く接合し、受胎するものと考えられます。


妊娠を望む男女双方に求められるのが、一白水気の吉エネルギー。


一白水気のエネルギーが豊富なのは北。


つまり、男性と女性が吉方位で北へ出かけ、
一白水気のエネルギー補給をすることで、
方位を用いた不妊治療が可能であると考えられます。


一方。


安産は六白金気の運で決まるもの。


六白金気の良い運を持っている場合、
胎児はお腹の中ですくすく成長し、母子共に健康な出産へと繋がります。


安産を望む男女双方に求められるのが、六白金気のエネルギー。


ここで重要なのは、女性だけでなく、パートナーとなる男性にも、
六白金気のエネルギーが求められるということ。


『俺は出産には関係ないから』


とかいう態度で他人事気取るバカに夫となる資格なし。


懐妊と安産は女性の運だけで決まるわけではありません。
全部ひっくるめて、その運は男女が共有します。


六白金気のエネルギーが豊富なのは北西。


つまり、男性と女性が吉方位で北西へと出かけ、
六白金気のエネルギー補給をすることで、
これもまた、方位を用いた不妊治療が可能となります。


特に北西には、流産や早産、死産の運を抑えるだけでなく、
出産時の女性の苦しみを軽減させる効能もあると考えられます。


一白水気と六白金気、方位で言うなら北と北西は、
凶を冒さない、かつ吉を狙うことで、
無理のない方位を用いた不妊治療となる。


ここまでが、第１章。


次に。


妊娠と出産の吉時期や凶時期を意識している方。


その心配は無用です。


こればっかりは、昔から言われている通り、授かり物。


ある程度は計画を持って調整することは可能ですが、
思い通りの生み分けは不可能だし、その必要がありません。


あなたが妊娠し、出産することは、
あなたが生まれる前からと決まっていた因果律によるもの。


自分の意志のみで成立する運ではないものとします。


だから、妊娠した時が、妊娠すべき時であり、
出産した時が、出産すべき時である、
というのが、より正しい運の理解となります。


その真理を知らない浅はかな人が、自分の中途半端な知識を根拠に、


『悪い時期に妊娠して、、、』
『縁起の悪い時に出産して、、、』


なんて、悪魔の笑みを浮かべてすり寄ってきたとしても、
一切、全く、真に受けて心配する必要なし。


『ああ、この人、自分の運の悪さを、自ら申告してくれているんだな』


くらいの認識で、サラッと流して問題なし。


ただし。


妊娠と出産は、両親共に、莫大なエネルギーを消耗します。


問題は、その事でエネルギー不足が生じ、
運が悪いことを一切していないのに、運が悪い状態に近くなる、という現実。


心も体も魂も、著しく弱って、意識的にも、無意識的にも、
運が一時的に停滞し、混迷します。


マタニティーブルーやマタニティーハイなるものは、
そういう過程におけるトラブルの１つであると考えられます。


そんなの、当たり前です。


ものすごく大変な、命がけの営みだもの。
疲れて、消耗して、ちょっと運が弱々しくなるのは、必然。


そのことを自覚せずに、考え動くと、失敗し、悪循環に巻き込まれます。


妊娠と出産の前後は、こよみを眺めて時期の吉凶を気にする暇があったら、
良い方位へ行って、旬のものを食べて、ラッキーカラーを身につけるなどして、
十分エネルギーの補給と回復に努めて吉。


ここまでが、第２章。


最後に。


自分と子供の星の親和性を気にして、


『この子とは相性が悪い』
『この子は私とは合わない』
『この子はあの人との方が合う』


とか何とか、分かったようで分からない間違った知識の応用をし、
ストレスを抱えてしまう方も、中にはいるようです。


これは九星学に限らず、星座や血液型や、遺伝や血筋などを持ち出すことも、多々あります。


要するに、理由付けは何でも良いから、
いかに自分と子供が合わないかを納得させたいわけです。


親と子と言えど、相性はあります。
昔から、親の心子知らずとも言います。
そんなのは、運を持ち出すまでもない現実です。


けれど。


自分がその子を生んだという、その縁こそが、最も重要な必然性です。
また、その親の元に生まれてきたというのが、子にとって、厳然たる宿命です。


他のあらゆるロジックも、その偶然の必然の前ではかすみます。


時には、血の繋がりの有無さえ重要でない場合もあります。


（養子縁組の方が縁は強いこともあり得ます。）


生まれた子を育てる意味が、そこにある。
意味を持って子は親の元に生まれてくる。


どんな星であろうと、どんな遺伝であろうと、それが前提。


ということで、あんまり些末なロジックに飛びつかず、
今、目の前にある親子間の縁を大切にして吉。


以上、長くなりましたが、懐妊と安産を前に、
運の不安を抱える全ての男女へ。


それでは☆


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