九気学によると。


世界には9種類の運があり、そのバランスで流れが決まると考えられています。


方位学によると。


世界は自宅を中心に、作用の異なる9つの範囲で分けることができると考えられています。


9種類の運と、9種類の範囲。


これを結びつけ、方位それぞれに備わる運というのを導き出し、
今の自分に必要なエネルギーを補給していこう、
というのが、西企画のご提案している吉方位旅行やお水取りというやつです。


その吉方位旅行計画やお水取り計画を立てる時、


『今回、自分は、何の運を求めて出かけているのか』


ということを、知っているのといないのとでは、
方位のエネルギーの呼吸の仕方や効能の出方も、
若干、違ってくるのではないかと思います。


ということで、今回は、方位の使い分けに関して。


まずご紹介したいのは、9つの範囲は3つにグループ分けすることができるということ。


1.北・南東・西:縁の運の補給となる方位
2.南西・中央・北東:仕事の運の補給となる方位
3.東・北西・南:学習の運の補給となる方位


ざっくりとではありますが、これだけでも役立ちます。


出会いや交流の円滑や良縁成就や家族円満を望むなら、
『1』の方位の必要性がグッと高まってきます。


業務の向上や出世や商売繁盛を望むなら、
『2』の方位をより多く利用するのがベタな方法です。


直感を磨きヒラメキの精度を高めるなら、
『3』の方位にてエネルギーを補給しておくのが良いです。


そして。


3つあるカテゴリー内においても、
細かな効能の違いはあるので、それを以下にご紹介すると。


▼縁の方位の使い分け


縁の運を高めたいと思ったら、
北・南東・西の3つの方位を吉で用いることをお勧めしています。


理想を言えば、全ての方位を積み重ねることで、
様々な人間関係を良好にする原動力が手に入る、と考えられます。


ただ、より目的がハッキリしていて、ピンポイントの効能を望む場合。


★北:2つの縁を1つにまとめ結びつけたい時。信用を深め絆を強めたい時。
★南東:世間との連絡を繋げ広げたい時。人脈を豊かにし人間関係を円滑にしたい時。
★西:恋人や夫婦が恋愛の喜びを謳歌したい時。倦怠期や馴れ合いを打破したい時。


上記を参考にし、より自分の目的に近い方を選ぶのが良いと思います。


▼仕事の方位の使い分け


仕事運を高めたいと思ったら、
南西・中央・北東の3つの方位を吉で用いることをお勧めしています。


中央は自宅を意味し、外へ出かけてエネルギー補給することができないので、
家相を整え補うことになります(掃除がその最も代表的な手段です)。


また、南西と北東はバランスが肝心で、南西をより多く取るのが吉。
そうすることで、北東という大きなエネルギーとの釣り合いが取れて、
自分が成すべき業務や、与えられた役務を全うすることができると考えられます。


その際、より目的がハッキリしていて、ピンポイントの効能を望む場合。


★南西:安定性や着実性を求める時。今の業務や事業がより長く続けたい時。
★中央:存在感や影響力を強めたい時。周囲に求められる必要な存在になりたい時。
★北東:向上心や打開力を強めたい時。キャリアアップや出世など上を目指す時。


上記を参考にし、より自分の目的に近い方を選ぶのが良いと思います。


▼学習の方位の使い分け


知性を高め感性を育てたいと思ったら、
東・北西・南の3つの方位を吉で用いることをお勧めしています。


いずれの方位も、体の強さや逞しさより、
心や魂を成長させるエネルギー補給となります(体は南西・中央・北東)。


豊かな想像力や創造性を働かせ、正しい判断と思い切った決断で、
勇気を持って自らの道を前進しようと思ったら、この3つの方位が有効です。


その際、より目的がハッキリしていて、ピンポイントの効能を望む場合。


★東:未知なるものと接する好奇心が必要な時。発見や気付きの新鮮さを失いたくない時。
★北西:多角的な観点と広い視野が必要な時。度胸の良い思い切った決断力を求められる時。
★南:未来を想像し読み解く力が必要な時。物事の本質を見抜く洞察力を求められる時。


上記を参考にし、より自分の目的に近い方を選ぶのが良いと思います。


ぶっちゃけたところ、それが確かに吉方位であるなら、
細かなウンチクは抜きにして、毎年、楽しく行って帰ってくることができれば、
それで十分に運を良くすることができると思います。


けれど、ほんの少しの知識を付け足すことで、
より効率的に望む運を手に入れることができるとしたら、
今より少しだけ楽に、早く、目的にたどり着けるかもしれません。


ということで、内容を覚えなくて良いので、
方位を使い分ける際の備忘録として、
今回のエントリーを使ってもらえたら嬉しいです。


それでは☆


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