人には先天的な運と後天的な運があります。


先天的な運とは、生まれる前から与えられた宿命であり運命。
遺伝や性別や才能などがその代表例です。


一方。


後天的な運とは、生まれた後から付与される運勢であり実績。
運動や勉強などで身につける努力の結晶や、
自堕落な生活による不健康などがその代表例となります。


で。


僕が主に取り扱う運は、後天的な運の方です。


生まれながらに備わる宿命を何とかする術は、
あまり多く持っていません。


あえて挙げるならば、


・信仰
・供養
・家相


の3つなのですが、どれも非常に繊細な内容のため、
ブログでも講座でも、ご紹介する機会は少ないです。


対面鑑定において必要に迫られた時にご提案する以外は、
住居建築の方法論として、家相の講座を定期的に開催する程度です。


※西企画の家相学

与えられた悪い運命を変える手段としてではなく、
あくまでより良い住環境造りのためのヒントとしてご紹介しています。


ところが。


後天的な運を高め改善する手段は、西企画の得意分野です。


僕は九星学的なアプローチからの『運勢up↑』が好きですが、
他にも、時期の吉凶や方位学の活用など、様々な手段をご提案できます。


その時のベースとなる考え方が、このエントリーのタイトルにもなった、


『過去10年間の効果測定と人生検証』


です。


先天的に与えられた運命に自己責任はありません。
オギャーと生まれる前から自分以外の他人によって定められます。


ところが後天的な運勢は自己責任の因果が基本。
自分の成した行いは、巡り巡って自分に還ってくるとされ、
そのタームが10年であると考えられます。


別の言い方をすると。


今の自分の運勢は、10年前の自分の言動で決まったもの。


そして。


今の自分の言動は、10年後の自分の運勢を決めるもの。


となります。


ここで3つの要点を挙げるとするならば。


1.人の運勢を判断しようと思ったら、過去10年間の人生の検証が必要。
2.過去10年間の人生検証をするためには、そこで何があったかの記録(記憶)が必要。
3.より正確な検証のためには、暦を用いた時系列での吉凶判断が必要


この3つを踏まえて、過去にさかのぼり、
時期の吉凶や方位の吉凶を鑑定していけば、
今の自分の運勢が良いのか悪いのかが分かります。


それが分かると、


★何が良くてどこを伸ばすべきなのか。
★何が悪くてどんな対処が求められるのか。


という、具体的な方向性の選定や行動計画の立案が可能です。


改めて重要な点を確認すると。


1.過去10年間を振り返ること(11年以上はさかのぼらなくて良い)。
2.どんな判断・決断・選択・投資・実行をしたのか思い出すこと。
3.漠然とした頃合いではなく、年月日を明確に割り出すこと。


これが大切。


あとは、上記を時系列でならべ、暦の読み方を用いて、
それぞれの年や月の時期及び方位の吉凶をヒントに、
逆算していって今の運を判断すれば良い、
ということになります。


カラクリさえ分かってしまえば非常にシンプル。
慣れるまではある程度の時間がかかってしまいますが、
コツさえ掴めば、10年間を数時間で検証することも可能です。


とは言え。


『でも、そのコツが分からなくて』
『手元に暦もないし』
『そもそも専門的な暦の味方を知らないから』


などの理由で、必要以上に難しい印象に邪魔され、
上記の一連の作業が億劫になってしまうお気持ちも十分に分かります。


ということで、その作業、僕が近くで直接チェックするので、
安心して一緒に進めていきましょう、という講座、
7月に東京都千代田区にて開催します。


不安な方は、そういう機会を活かすのも良いと思います。


お申し込みとお問い合わせはこちらから。


定期的に自分の人生を振り返ることは、運のことを抜きにしても、
欠かすことのできない重要な生きる作業だと思います。


毎年は無理でも、4年に1度くらいは、やっておいた方が良い。


で、こよみを利用すると、それが単純な人生の履歴確認ではなく、
運の定期検診にもなるから、お勧めです。


それでは☆


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