お財布に入れておくと、


1.お金が貯まる
2.お金が減らない
3.お金が入ってくる


などのご利益があるとされる、蛇の抜け殻。


効能に関しては、地方や文化によって諸説があり、
1つに統一することはできないのですが、
要はお金にまつわる何らかの縁起があるとのこと。


金運のおまじないや、気分的なお守り的なものかもしれませんが、
迷信と言って片付けるにはもったいない、
昔から脈々と伝えらてきた風習が、確かにあります。


九気学という点から考えても、そこには確かに、
四緑木気や七赤金気などの、流通や収支にまつわるエネルギーが、
込められていると考えることが可能です。


※巽(辰と巳):先天七赤金気、後天四緑木気。


ただ、昔から身近で馴染みある『おまじない』だけに、
その諸説や派生は本当に多岐に渡って、
ただ1つの正解というのは、もはや存在しないのではないかと思います。


というか、無理に唯一の正しさをひねり出そうとせず、
諸説あるままに以下に箇条書きしてみると。


・青大将や縞蛇ではなく蝮(まむし)でないと効果はない。
・半紙に包んで入れるのだ。
・いや、神棚に上げておくべき。
・上手に折り畳んで納めること。
・全部ではなく切って入れた方が良い。
・お札と一緒に額に入れて飾る。
・家の軒に吊るしておく。
・というか抜け殻ではなく蛇皮そのもので財布を作らないとダメ。


などがあります。


そこから先は、自分に縁のあったスタイルを、
自分なりに取捨選択するので良いのではないかと思います。


そのやり方を見た、別の土地の別の人から、


『私とは違う!』
『こっちのやり方は別!』
『それは間違ってる!』


と指摘されても、あんまり気にせず『そんなもんかねえ』と流しておけば吉。


ここまでが、理屈の話。


ここからは、弊社なりの縁あった方法であり、西企画の日常として。


実際の蛇の抜け殻の画像が大量に出てくるので、
苦手な人は、恐いもの見たさとか言わず、スルーしてください。


(もう理屈の話は出てこないので、blogとしてはここまでで十分です)


ということで、平気な人は以下へ。

先日、事務所にて原稿を書いていたら、
副社長兼母が楽しそうに乱入してきました。


『面白いものが久しぶりに見つかったよ』


つって。


蛇の脱皮した皮を抱えて。
01.母登場

事務所の金庫の整理中に、奥から見つけたそうです。
2014年という蛇が象徴の年に、
そういう出来事があるのもまた、偶然の必然。
02.蛇の抜け殻


弊社の物置の前にて見つけたものらしいのですが、
頭だけでなく、目の形までハッキリ分かるきれいなもの。
03.頭


尻尾の先まで、途切れずに残っています。
04.尻尾


一匹分を、折りたたみ、半紙に包んで、再び金庫へ。
05.金庫へ



包んだ半紙に記されたメモによると、平成18年6月23日のものとのこと。


三碧木気の年の、一白水気の月の、八白土気の日。


そういう記録って、時間の経過と共に価値が増しますね。


忘れてしまわない工夫って大切。


ところで。


本来なら、“お財布”に入れてこそ、縁起物になる、この抜け殻。


どうして弊社は金庫に入っているかというと、
社長と副社長のお財布には、すでに立派なやつが入っているからです。


(どちらも、同じ物置の同じ場所で見つかったもの)


かつ、事務所の金庫とは、お金を貯めるためではなく、
通常、金融(運用)のために設置する設備。


法人のお財布みたいなものです。


ということで、弊社の金庫には、蛇の抜け殻が入っています。


大切に保管すれば、長く用いることができる珍しいお守りです。


ご縁があった時には、試してみてください。


それでは☆