吉方位っていうのは、縁起良さそうに聴こえて実際は、
行かなくちゃ運が良くならない方位。


良いエネルギーを手に入れるためには、
相応の対価(お金や時間や労力)を求められる。


一方、凶方位っていうのは、縁起悪そうに聴こえるかもしれませんが、
行かなければそれで良い方位。


行かなければ吉なので、相応の対価を節約することが可能です。


実際には、行かないための経費や調整の手間が必要になることもあるので、
エネルギーをゼロにすることはできませんが、節約はできるはずです。


運を良くするための積極的手段が吉方位なのに対して、
運を良くするための消極的手段が凶方位。


どちらも『運を良くする』という点においては、同じということ、
時々、誤解し、もしくは忘れてしまうことがあるので、整理して吉。


吉方位へ行くのは、意外に大変です。
凶方位は、『行かない』という選択さえできれば、楽です。


もちろん、行かざるを得ない場所が凶方位だった場合、話は別です。
その時は『対処』という、また異なる考え方が必要になる。


そうではなくて。


今、方位を利用して運を良くしたいと思った時、
人には、2つの代表的な手段がある、ということ。


1つが、吉方位へ行くこと。
2つが、凶方位へ行かないこと。


手間ひまをかけることで、より多くの吉を取りに行くのか。
手間ひまをかけないで、余計な凶を取らないようにするのか。


このアプローチの仕方は、方位学の基本中の基本なのにも関わらず、
しっかり理解しないままに過ごしている人、多いような気がします。


吉方位に過剰な期待を抱き、なんなら絶対的な妄信をし、
逆に凶方位を必要以上に恐れ、毛嫌いするみたいな傾向、
感じることがしばしばあります。


要するに、どちらに転んでも、偏りがある。


実際には、どちらも根本的には同じ情報。


どちらを使って運を良くするかというだけの話。


吉方位に行けなくたって、良いのです。
凶方位に行かないという手段だってあるのだから。


吉方位がない時だって、運を良くすることは可能です。
凶方位に行かないという選択肢は、残されています。


まずはそこを土台とし、出発点とし、前提とした上で、
更なる知識を積み重ねていくことができれば、
より正しく、方位の吉凶という情報を、
ライフスタイルに取り入れることができるのではないかと思います。


それでは☆


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