陰陽学を根拠に。


陰陽と言うくらいだから、陰が先で陽は後。


例えば、陰とは終わり。陽とは始まり。
終わりが先で始まりは後。
ちゃんと終わらせないと、うまく始められない。


◆陰が先で陽は後 〜終わりから始まる未来〜


他にも。


陰とは聞くこと、陽とは言うこと。
聞くのが先で言うのは後。
聞ける人が言える人。


お金を貯めるのが陰。
お金を使うのは陽。
貯めるのが先で使うのが後。
貯められない人は使えない。
貯めていない人が使うと運は乱れる。


陰とは夜で陽とは昼。
そして寝るのが陰で働くのが陽。


ということは。


夜に寝るて、昼は働くのが自然。
かつ、寝るのが先で働くのが後。
眠れていない人は、働くことができない。


知識においては、覚えるのが陰で活用が陽。
かつ、基本が陰で応用が陽。


つまり。


覚えるのが先で、活用は後。
基本が先で、応用は後。


覚えていないのに活用したり、基本を飛ばして応用を求めるのは、
いずれも誤解や混乱が増え、失敗や誤用に繋がります。


ここまでを、文字として読んでみると、


『そんなの当たり前じゃん』


ということで、特に感心もなく苦笑いしてしまうような内容ばかりですが、
リアルライフにおいては、以外に実践が難しく、
当たり前のことができないまま、トラブルに悩む人、少なくないと思います。


終わらせてから始めろ。
聞けない内は、言うな。
使うお金がないなら、貯めろ。
まずは、夜、寝ろ。用和せず、
基本を覚えてから、応用を活用しろ。


それで解決する問題、実は多いです。


でも、だけど、そんなこと言ったって、分かっちゃいるけれど、、、


終わらせない内に、始めたいんですよね。
聞くのは嫌だけど、言いたいことは言わせて欲しいのですよね。
お金はなくても、使いたくなっちゃうわけです分かります。
夜に眠れないような仕方ない理由があるのですよね、だってだけど。
基本なんて面倒だから、要するに、手っ取り早く、効率的に、応用したいってことだ。


その都合、その気持ち、その現状、非常に共感できますが、
残念ながら、この自然を支配する陰陽の法則とは、一致していないようです。


調和せず、逆らってしまうことになるから、運は悪くなると思います。


『物事には順序がある』


昔の人は、そう言いました。


運だって同じです。
運にも順序はある。


何が先か？
何は後か？
どちらを先に片付けるべきか？
どれを済ませてから、どれに移るか？
先を先に済ませた後に、後ができているか？


とてもシンプルで、むしろ単純で簡単過ぎて、
知識としては物足りない方法論かもしれませんが、
どんな分野における、どんな場面においても通用する、
とても大切な判断基準なのではないかと思います。


それでは☆


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