始まりは、陽のこと。
終わりは、陰のこと。


どちらが吉でどちらが凶ということはなく、
どちらも大切な2つで1つ。


表裏一体の関係性を持っていて、
始まりは終わりであり、終わりは始まり。


その時。


“陽陰学”とは呼ばず、“陰陽学”と呼ぶには理由がある。


陰が先で陽は後。


まず終わりがあって、そこから始まる。


終わるから始まるし、終わらせると始められる。


陰陽学、というかなり根源的な古い知識において、
最もベースとなる考え方の基本のようなもの。


そのネーミングに込められたメッセージ。


始められない人は、終わらせることが先決。
始められた人は、終わらせることが先ずできたという証。


陰陽学の法則を利用しようと思ったら、陰が先で陽は後。


夜の過ごし方をきっちりしてこそ、
昼のアクティブな流れに乗ることができる。


朝の身支度も、もちろん大切ですが、夜のお手入れはより重要。


お休み眠る前の、


・ヘアケア
・スキンケア
・デンタルケア


は、美容や健康だけでなく、運気の向上にとても役立ちます。


お出かけ前のメイクアップ以上に、おやすみ前のメイクダウンを優先して吉。


朝の忙しさの中、多少スタイリングをサボるのは、
一般的・世間的には問題ありかもしれないけれど、
夜、疲れに流され髪も肌も歯も放置しちゃうのは、著しく運気を落とすので凶。


また。


住居の建築は、建てることより、壊すことの方がシリアス。
きちんと壊せないならば、建てることは控えるのが無難。


建てることを優先するあまり、壊すことをないがしろに手早く済ませるのは凶。
建築スケジュールにおける最優先事項は、良く壊すこと。


縁も同じで。


入学よりも、卒業をより重視すべき。
就職も大切だけれど、辞職の方が、強く運に関わる。
結婚以上に、離婚の吉凶が、未来の幸せに影響する。


にも関わらず。


多くの人は、始まりの縁起を優先し、
終わりの区切りやケジメや仁義を軽視してしまう。


その心情は非常に良く分かるし、
僕自身、始める時の方がウキウキで、
終わりの頃は惰性や馴れ合いや疲れの方が強いという、ナマケモノです。


ただ、本当に縁起を大切にし、始まりを重視し、
良い物事のスタートをしたいと願うならば、
陰が先で陽は後。


立つ鳥、後を濁さず。



おはようございます、以上に、おやすみなさい。
あけましておめでとう、以上に、今年もお世話になりました。
いただきます、以上に、ごちそうさま。


そこから始まる未来がある。


現在、すでに良いスタートをきれている人は、
過去、上手に終わらせることができた自分を、もっと評価して吉。


現在、上手くスタートがきれないままに停滞している人は、
過去、さかのぼって終わらせるべき課題を片付けて吉。


それでは☆


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