運が良い人の特徴として。


もちろん運の良いことが起こってはいるのですが、
同様に、ちゃんと病気になるべき時になり、
事故を起こすべき時に起こし、
ちょうど悩むのに良い機会に悩んでいるように思います。


取り返しがつかなくなる前にミスが見つかり、
調子に乗って天狗になる前に叱られ、
定期的に軌道修正の機会を与えられるように見えます。


必要なことを必然のタイミングで経ているならば、
トラブルとは、トラブルじゃないのかもしれません。


だから、運の良い人にトラブルはない、というのは幻想。
運の良い人は、努力も苦労も困難も一切不要、なんてあるわけない。


トラブルがあっても乗り越えるのが運の良い人。
トラブルの度に気付くのが運の良い人。
トラブルを経て軌道を修正するのが運の良い人。


そして。


運の悪い人にラッキーはない、というのは誤解。


運が悪くても、良い出会いに恵まれたり、
良いチャンスを与えられたり、
良い仕事を任されたりすることは、あります。


ところが。


ラッキーがあっても取りこぼすのが運の悪い人。


ちゃんと良縁を遠ざけ、器用にチャンスをやり過ごし、
上手いこと良い仕事をサボるので、見ていて逆に感心します。


目の前にあるトラブルを乗り越え、
ラッキーを逃さない姿勢が幸運への軌道なのに対し、
そのトラブルを真に受けておきながら、
ラッキーには結びつけられず、骨折り損となってしまうのが、不運というやつ。


もう少し、じっくり観察してみると。


運の悪い人達は、できないことをできると過信してたり、
できることをできない(やりたくない)と甘えていたりすることが多いように感じます。


どんなに運が良い人だって、できないことはできません。
けれど、できる方法を見つけたり、できることから始めたりしています。


不可能を可能にするのが幸運ではありません。
一方、可能なことさけ不可能になってしまうのが不運の怖さ。


結果として。


運が良い人は何でもできるように見えるし、
運が悪い人は何もできないように見えてしまう。


条件は同じで、どちらも自然の摂理の通りなのに、
目に見える結果は大きく異なる。


今の自分は、どちらの特徴に当てはまるのか、確認。


願わくば、より運の良い人に近づけるように、
考え方や動き方を見直して吉。


それでは☆