方位

西企画では、方位の吉凶を鑑定する際、暦を用います。


この暦には、年や月など、時間単位の異なる盤が時系列で並び、
そこでの気の配置を元に、吉方位や凶方位を推測していきます。


その際。


方位の吉凶を決める時は、年盤と月盤のみで行います。
日盤と時盤が方位の吉凶に関わることは少ない、と考えます。


※“ない”ではなく“少ない”です。


年の盤と月の盤

まず最も重要である、年間を通した吉凶の分別を、年盤の上で行います。
次に年盤に月盤を重ね、12ヵ月の内、
どの期間が吉であり、どの期間を凶とするか、その幅を決めます。


これが基本となって方位の吉凶を判断し、
これをもって吉方位と凶方位を定義していきます。


『西企画において、吉方位とは、年月共に吉であること』


となります。


そして。


吉となった方位の効能を、より高めたいと希望した時に、
日盤や時盤を重ねてタイミング(日時)を選ぶようにします。


けれど、方位の吉凶に、日盤や時盤は関わってきません。


吉凶鑑定はあくまで年月で行います。


年月と日時の使い分け

どんな年のどんな月であっても、
確かにそこが(西企画的に)吉方位であるならば、
何日の何時に出かけても、吉であることは変わりません。


けれど、タイミングを見極め、計画的に日時を選ぶことで、
より多くの吉エネルギーを手に入れたり、
逆に凶作用を避けたりすることは、可能です。


『西企画において、日盤や時盤は、方位の吉凶に関わらない』
『けれど、方位の効能を高めるタイミングとして用いることはある』


となります。


西企画の考え方

ここまでの考え方は、あくまで西企画スタイルです。


『いいや、年月のみではなく、日盤もまた、吉凶に深く関わる』
『方位の吉凶は、月盤のみで判断することができる』
『年月日時のどの盤を用いるかは、目的地までの距離で決まる』


など、異なる様々なロジックをお持ちの専門家がいらっしゃることは、重々承知です。


どれも、相応の根拠があり、誰も嘘をついているわけではないのでしょうが、
僕は、自分にとってもっともしっくり来る、活かしやすい基準として、
西企画スタイルを居心地良く参考にしています。


月盤だけでは、方位の吉凶は決まりません。
年盤も合わせて見ることが大切です。


日盤や時盤まで神経質にこだわることはしません。
年月だけ合わせることができれば、
日時は気にせずとも、相応の効果があると考えるからです。


ただし、より良い効能を望む場合には、年月日時を合わせます。
無理なく選べるなら、日や時間もちゃんと調べます。


☆や★の日の算出

さらに細かな西企画スタイルとして。


弊社が製作しているこよみには、
イヤリーカレンダーやマンスリーカレンダーに、


☆:白い星印
★:赤い星印


が表記されています。


年と日を重ねたとき、同じ気の配置となるのが☆の日です。
月と日を重ねたとき、同じ気の配置となるのが★の日です。


年と月で『吉』となっている場合に限り、
年と日の気の配置や、月と日の気の配置が同じならば、
その日を選んで吉方位へと出かけることで、より良い効能が期待できます。


自分スタイルを見つけて吉

『あの先生は吉と言ったのに、西企画では違う』
『この先生によると凶なのに、西企画は吉って言う』
『専門家によって、言っていることがそれぞれ違う』


そんなご意見を、しばしばいただきます。


それは、鑑定ロジックが違うので、仕方ありません。


弊社のロジックは、上記にてご紹介した通りです。


他の専門家が、何を重視し、どんな理由で吉凶を決めているのかは、
残念ながら、僕には想像でしか分からないことです。


けれど、西企画スタイルに関しては、細かく説明できます。


とは言え、あまり細かく言い過ぎてもキリがないので、要するに。


吉方位旅行とは、何年の何月にいくのか、それが重要。
何日の何時に行くかまで、吉とか凶だとかを意識しなくて大丈夫。


というのが西企画の考え方です。


そういうフィーリングに共感してもらえるならば、
安心して、自信を持って、そのスタイルを取り入れてください。


それでは☆


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