家族みんなで住環境を変える必要に迫られ、
時期や方位の吉凶を意識し、より良い転居計画を立てようとした場合。


・お父さん
・お母さん
・おじいちゃん
・おばあちゃん
・子供達


家族全員にとって、時期・方位全て吉となる選択肢って、
見つけ選ぶのが、至難の業だと思います。


全て吉となる理想を追求するのは大切な姿勢ですが、
そこで妥協ができないと、人生は不自由となり、
自分で自分を限定してしまうその気まずさは、
結果として凶運に良く似た作用を持つことになります。


では、どう妥協すれば良いのか?
どこなら譲れるし、どこは守るべきなのか?
最も運が良くなる方法ではなく、最も運が悪くならない方法はどれなのか?


過去のエントリーにおいて、見たことがない人は、
以下の2つも予めチェックしてもらうとして。


★組織の運の判断基準
★団体旅行の計画の立て方


良くありがちなのが、


『主人(夫)の吉時期・吉方位に合わせれば良い』


という考え方。


それは1つの妥協点ではありますが、
その優先順位は1位ではない、とするのが西企画です。


家族単位での転居の際、時期と方位の優先順位は、以下の通り。


★家族での転居の優先順位

1.全員が吉(難しいけれど理想)
2.夫婦共に吉(子供はリカバリー可能)
3.見送る(この選択肢がないと正しく吉凶を選べない)
4.働き頭にとって吉(最も稼ぐ人に合わせる)
5.夫や世帯主にとってのみ吉(男に合わせる)



となります。


つまり“主人に合わせる”というのは、妥協に妥協を重ねた5番目となります。


これは、家族単位での吉方位旅行の際も同様のことが言えます。


30年前の日本であれば、優先順位は違ったと思います。


夫=稼ぎ頭であり世帯主の影響力が今よりも遥かに強く、
そこを中心として時期や方位を見れば、十分、運を保てたと思います。


戦前だったならば、さらに強くそのことが言えたはず。


けれど、今は、時代が違います。


夫婦の運が、どちらも大切。
どちらかが落ちると、一方も落ちる。


『夫婦揃って吉でないならば、計画を見送る』
『それでもなお、決断が必要な時は、性別ではなく稼ぎ頭に合わせる』


という、新しい基準が必要になってくると思います。


もちろん。


家庭によっては、上記が当てはまらないような、


『特別な理由』


があることも、しばしば。


(例えば、子供が稼ぎ頭だったり、祖父母の権限が強力だったり、、、)


なので、全ての家族転居に通用するヒントではないと思います。


けれど、それでもなお、考え方の目安にはなるはず。


迷った時は、参考にしてみて下さい。


それでは☆