僕が用いる方位の吉凶鑑定は、
生まれた年月日時で決まる【星】と、
九気の配列で決まる【暦】を基礎とします。


【星】は年月日時それぞれに、
一白水星から九紫火星までの、
いずれかが備わります。


【暦】における九気の配列は、
毎年、毎月、毎日、毎時変動します。


この、


『生まれたタイミングで備わる複数の星』


と、


『変動する九気の配列』


を、臨機応変に組み合わせることで、


★近距離から遠距離
★短期から長期
★小事から大事


などなど、様々な人・物・金の移動の、
吉凶を推測するのが、方位学です。


そのとき。


【星】と【暦】の２つを鑑定の主軸にする、
という点に関しては、
流派や専門家ごとに大差なし。


東洋系の方位鑑定において、
生まれた年月日時と、
過ごす年月日時の組み合わせは定番。


生誕によって当人に備わる固有の運と、
時の経過と共に変化する自然の流れを、
重ね合わせ、かけ合わせて、
吉方位と凶方位を導き出す。


これは共通の基本。


けれど。


その組み合わせ方や、
重視・優先する条件は、
人それぞれ、諸説云々、
多くの考え方があって、


その諸説が、方位を用いる僕達を、
時々迷わせ悩ませます。


しばしばいただく代表的なご質問が、
【星】と【暦】の使い方に関し、
大きく分けて３種類あります。

１．基準となる【星】の諸説

年で定まる本命星（ほんめいせい）。
月で定まる月命星（げつめいせい）。
日で定まる日命星（にちめいせい）。
時で定まる時命星（ときめいせい）。


どれを基準にすれば良いのか？


または、どれとどれを基準にすべきか？


『大人は本命星のみで良いって聞いた』
『子供は月命星を考慮するらしい』
『乳幼児は日命星で見るって』
『胎児にも方位の吉凶はあるって』
『それって年齢で区別する？男と女で同じ？』


などなど。


本命星と月命星の、
両方を考慮して吉凶を調べる、
という専門家の方、珍しくはありません。


そうして諸説の存在をしり、
学び調べるほどに、
正解のない泥沼へ。。。


ちゃんとしたい、と考える、
真面目で誠実な方ほど、
その不安は大きく、悩みは深いはずです。

２．基準となる【暦】の諸説

年の流れを表す年盤。
月の流れを表す月盤。
日の流れを表す日盤。
時の流れを表す時盤。


このどれを優先すれば良いのか？


もしくは、どれは気にせずとも問題ないのか？


『年だけでも良いと聞いた』
『いや、月の方が重要って言ってた』
『目的地までの距離によって変わるらしい』
『年と月を両方調べるのが一般的みたい』
『年月日時、全てを見ないと絶対ダメ！』


などなど。


こだわり始めると、きりはありません。


色々な専門家が、
それぞれの信念に基づき、
様々な運用で異なる答えを出します。


その結果、あの人とこの人で、
言っていることが違うと、
何が正解か分からなくなるのは当然です。

３．【星】と【暦】の組み合わせの諸説

上記に挙げた、
【星】と【暦】という鑑定の主軸。


この２つを、どう組み合わせるのか？


そこにも、多くの差異があって。


最も厳格で難しいのが、
生まれた年月日時、
全ての星を考慮した上で、
暦の年月日時、
全ての吉凶を調べていく、
というもの。


そこまでやると、人によっては、
一生涯、吉方位のない人生を、
送らざるを得ないことになります。


さすがにそこまでは、
僕も見たことはありません。


けれど。


生まれた年と月を共に基準とし
年月日時、全てが吉となる方位を目指す、
そうでなければ吉方位とは言えない、
という専門家のご意見は、
しばしば耳に入ってきます。


その点、西企画はカジュアルです。


基準とするのは、
本命星か月命星のどちらかのみ。


暦は年と月のみで吉凶を見ます。
日や時間は無視（軽視）します。

【星】と【暦】と【組み合わせ】

吉方位や凶方位を知りたいと思って、
本やネットを調べたとき、


『全ての答えが同じじゃない』


というモヤッとした戸惑いは、
誰もが一度は味わったことがあるはずです。


でも、みんなが足並みを揃え、
１つの答えを導き出すのは、
なかなか難しいのが運の世界です。


なぜならば。


【星】
【暦】
【組み合わせ】


この３つの要素が、
複雑に掛け合わされて、
運用されているからです。


別の言い方をすると。


自分なりの理由や根拠に基づき、
自分なりの運用の仕方ができれば、
それが、自分にとっての正解です。


仮にそれが、


『ネットで見た大吉』
『本に書いてあった答え』
『異なる別の専門家の提案』


と違うものだったとしても、
不安になる必要はありません。


西企画ではそのようにして、
自信を持って、独自のご提案をしています。


それでは☆

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