Q.五黄土気の年は、全ての方位が凶方位になる?


『五黄土気の年は、吉方位旅行をしない方が良い』
『五黄土気の年の五黄土気の月は、どこも吉方位にはならない』
『五黄土気の年に限らず、五黄土気が中央にある年と月はお水取りは禁止』


というようなことを、誰かから聞いたり、何かで読んだりした。


大丈夫なの?
ダメなの?
正解はなに?


A.西企画ではそのようには考えません。


大丈夫なのかどうかの保障や保証はできないし、
良いとかダメとかの制約もできませんが、
西企画では、そのような考え方はしないし、
僕自身、五黄土気の年であっても、
吉方位旅行とお水取り共に積極的に出かけます。


『五黄土気が盤の中央に入った年と月は、
世の中全体に“腐敗”の気が充満するので、
どこにでかけてもリスクを伴う』


というようなロジックがあることは知っています。


もしかしたら、そちらの方が主流なのかもしれません。


そして、五黄土気という気のエネルギーに、


・腐敗
・破壊
・滅亡


などの作用があることも、知っています。


五黄土気=ダメ!禁止!全部が凶方位!とする専門家は、
五黄土気に、それらの作用しかない、とお考えなのだと思います。


けれど、それらは全て、新陳代謝であり再生の過程に生ずる、
1つの側面であり要素だと、僕は思います。


例えば日光から“紫外線”という要素だけを取り出し、


『太陽の光に当たると皮膚ガンになる』


と断定するのは、バランスが悪いと思います。


また、川から“洪水”という要素だけを取り出し、


『川辺に住むのはダメ』


と決めつけるのも、了見が狭いと思います。


どんな気にも、陽と陰、正と負、光と影の要素があり、
良くも悪くもそれらが強まるのが、盤の中央に気が入るということ。


ざっくりではありますが、そのような理由から、問題なしとしています。


というか。


五黄土気が中央に入るということは、
全ての気が、本来の場所に納まり(これを定位と呼ぶらしいです)、
むしろ方位の効能そのものは濃くなり強まると思います。


なので、吉方位旅行をしちゃいけない年や、お水取りをしちゃいけない月は、
ない、とするのが、西企画スタイルです。


ご参考までに。


それでは☆