内宮(皇大神宮)への参拝と、
おはらい町やおかげ横丁の散策はワンセット。


そして、そのおはらい町での食事にお勧めなお店がこちら。


すし久
01.すし久



★すし久

住所:三重県伊勢市宇治中之切町20
電話: 0596-27-0229
営業:11:00〜19:30 冬季は11:00〜17:00
定休:年中無休
駐車:なし



おはらい町もおかげ横丁も、17:00をまわって夕方になり、
辺りが薄暗くなり始めると、軒並み店じまいとなり、
さびしい感じのストリートになるのですが、
このすし久ならば、少し遅めまでやっているし年中無休だし、
ディナーには特に最適だと思います。
02.のぼり


風情のあるお店の外観に多少気後れしながらも、
迷わず勇気を持って中に入っていくと、
明るく気楽な感じのお出迎えが。
店内は広く、味わいがあって、すごく良い感じ。
夕方頃にここでディナーが楽しめたら、雰囲気はより素敵です。
03.落ち着いた店内


夕暮れ時の薄暗い部屋の中に灯る明かりと、
開け放った窓から差し込む光が、かなりオススメ(夏季は特に)。
04.窓辺


この窓辺にちょこんと腰掛けしんみり眺める、
五十鈴川の流れが涼しげで、癒されます。
05.五十鈴川


おつまみに『うざく(うなぎの酢の物)』など頼んで、
ビールで一杯やりつつ、雰囲気を楽しみながらお料理が来るのを待っていると、
早朝からの参拝の疲れも吹き飛びます。
06.うざく


竹 平膳 (てこね寿し) 1,650円。
多少、ベタな選択ですが、『郷土料理』は吉方位旅行のマナー 。
炊き合わせ、茶碗蒸し、小鉢、てこね寿し、赤出し、香物がついて、
さらにこのロケーションでこの値段は、安いと思います。
07.てこね寿司


極上ひつまぶし 2,300円。
生まれも育ちも関東な自分としては、
作り方も味付けも異なる『関西風』の鰻はどうかな、
と思ったのですが、とても美味しかったです。
08.ひつまぶし



聖地としてではなく、観光地として伊勢を観た場合、
このすし久というお店は、ベタ中のベタなのでしょう。


『ローカルだけが知る、隠れ家的お店』


の対極にある、観光者のための、
ある種のテーマパークレストランと言えるかもしれません。


それでもなお、オススメしたくなる雰囲気。
そして使い勝手の良さ。


『こだわりグルメのこだわりの旅』には合わないかもしれませんが、
『せっかく来たのだから、おはらい町で夕ご飯も食べたい』なんて人は、
ここを選ぶのがベストだと思います。


夕暮れ時+五十鈴川+すし久=伊勢


僕は、おはらい町のすぐ近く、道を挟んで向かいにある、
神宮会館 という所に『素泊まり』で宿泊をしたので、
そのような選択をすることができました。


フラッと歩いておはらい町までディナーを食べに行ける、という贅沢。


とても良い思い出になります。


それでは☆