外から入って来る情報のほとんどは、
自分の心と体と魂が、
ある程度は良い状態でないと、
上手に活かしにくく、
場合によっては邪魔になります。
・噂(評判)
・助言(指導)
・報道(マスコミ情報)
・流行(世相)
・注意(クレーム)
例えば上記のいずれにしても、
鵜呑みと無視は共に禁物です。
妄信してしまうのも、
拒絶してしまうのも、
同じくらい運の悪いことです。
とはいえ、調子が良いなら、
そこまで意識せずとも、
それなりにリテラシーを発揮できるもの。
客観的で冷静な自分内フィルターを通して、
必要なヒントは拾い上げ、
自然と不必要なものをスルーします。
『気にする』
『苦にしない』
この2つの感性を器用に使い分け、
何でもヒントにします。
ところが。
不調時は、気にするべきことを軽視し、
考えなくても良いことを、
苦にするようになります。
自分にとって不都合な情報を拒絶し、
遠ざけてしまうことで、
本当に必要なヒントを見逃すようになります。
一方で。
依存できる都合の良い情報にはこだわり、
必要以上に囚われ振り回されてしまい、
自分自身を見失うこと、多いです。
信用できる情報ではなく、
信用したい話を優先し、
本質や真実から目を背けます。
詐欺や悪徳商法や、
美味い話に引っかかりやすいのは、
騙されやすい人ではなく、
不調な人なのだと思います。
不調時は判断ミスで停滞するのは、
人として仕方のないことです。
本当に助言や指導が必要なときほど、
素直に人の話に耳を傾けるのは、
難しいものです、皮肉にも。
助言や指導を必要とするのは、
だいたい不調時だからです。
不調だからこそ、外の情報に頼りたくなり、
自分の中の判断の基準が狂った状態で取捨選択をし、
どういうわけか不必要な情報にばかり焦点が合ってしまい、
どうでも良いことを苦にするわけです。
そして。
様々な外部情報の中でも、
その受け止め方において、
特に調子の波の影響を受けやすいのが、
占いまたはスピリチュアルと呼ばれる分野です。
運勢とか運命とか、時期・方位の吉凶だとか、
おみくじとか、前世だとか来世だとか、
守護霊だとか呪いだとか水子だとか。
それらのような、科学的に、もしくは統計学的に、
分かりやすく証明することのできない不確かな情報は、
取捨選択の判断を、客観よりも主観に頼らざるを得ません。
だから、自分自身の調子の良し悪し次第で、
素晴らしい後押しや原動力になるときもあれば、
聞かない方が良かった、
と後悔するほどの足かせになるときもあります。
で、ここが重要なのですが。
僕達が占いと呼ばれる、
怪しいあれこれに手を出したくなるのは、
どちらかと言えば、
不調時が多いのではないでしょうか。
『幸せで幸せでしょうがない、なんでだろう、よし占ってもらおう』
という人は、あんまりいません。
★ついていない
★うまくいかない
★お医者さんにも分からない
★科学や現実は助けてくれない
★既存の方法論では対処できない
そういう、既に調子を崩し始めた状況下において、
人は運を意識し、
占いに興味を持つのではないかと、
経験上、僕は感じるのです。
つまり。
困ったことに、運が気になるときは、
間違った情報の受け止め方をしやすいわけです。
藁をもすがるような思いがあるなら、
なおさらそのリスクは高まります。
吉や凶を、現状打開のためのヒントとしてではなく、
より不安や悩みを膨らませる材料として受け止め、
苦にしやすい自分が、そこにいます。
価値のない邪魔な情報ばかりが頭に残り、
必要なヒントの方は記憶から抜けてしまうような、
そういう自分自身で、
鑑定結果と向き合うことになります。
これは、運の知識と接する全ての人が、
占いを受ける前に知っておかねばならない、
とても大切な前提なのではないかと思います。
そしてその前提は、時に、
鑑定結果そのものよりも、
遥かに重要になることさえあります。
どういうことかと言うと。
調子の良い人は、
間違った鑑定結果でさえ、
ヒントにすることが可能。
調子が悪い人は、
正しい鑑定結果であっても、
ちゃんと誤解し、間違える。
鑑定のクオリティー以前の、
受け止め方の問題が、ある。
上記を踏まえ。
僕が思うに、これはどんな場合でもそうなのですが、
不調時の情報分析は、1人では無理です。
理想的には、客観的な専門家に手伝ってもらうこと。
現実的には、信頼できる協力者に助けてもらうこと。
なので、鑑定を受ける際は、
もしくは受けた際は、
調子の良い誰かに一緒に話を聞いてもらうか、
その人に後で報告をすることで、
自分以外のフィルターを通すのが無難です。
『そもそも占いなんて信じる方がバカ』
というつもりは、全くありません。
信じればこそ、という心の力は確かにあるし、
科学的なデータだけが、
正解への道ではないこと、良く知っています。
ただ、占いを信じるとき、
その時点での自分の調子によっては、
大きな間違いを冒してしまう恐れがあります。
占いへの興味は、
常にそのリスクをはらんでいます。
だから、その他の全ての情報と同様に、
もしくはそれ以上に、
受け止める自分のコンディションを意識して吉。
不調時においては好調な人の感性の助けも得て、
客観的に要点の取捨選択をして吉。
それでは☆
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