旬というのは、とても運の良い選択の目安だと思います。


旬ではないものは無理に選ばず、
その時々の旬と触れるようにしていけば、
自然の流れを大きく読み違える失敗は減ると思います。


まだ旬には早過ぎるものを前のめりに手にしようとしたり、
かなり昔の旬にいつまでのこだわっていたりすると、
自然の流れを読み違えて、仕事も交際も学習も、問題が発生します。


旬とは何も、食材のみに限ったことではなくて。


★旬の草花
★旬の場所
★旬の人物
★旬の衣服
★旬の言葉


など、様々な旬があります。


『それをするなら、まさに今しかないでしょう』


という、物事が持つ勢い。


例えばお花見は春の桜のみではなくて。
夏はひまわりやラベンダーが旬。
秋にはコスモス、冬にはツバキ。
どれを眺めても立派なお花見。


今、最も勢いのあるお店や街に出かけるのは、
それもまた旬を利用したエネルギー補給になります。


閑古鳥が泣くような寂しいお店を選んで、


『やっぱり、並ばなくて済むのは楽だわあ』


というのも、それはそれで良いのですが(僕はどちらかと言えばそっち派)、
世間の注目が集まり、人が押し掛け、話題になるような場所というのは、
一時的ながらも旬のエネルギーが豊富です。


また、海の家に、冬、出かける必要はないし、
ゲレンデに、夏、出かける必要もないでしょう(避暑は別)。


いわゆる『季節外れ』というのは、旬を無視した間違えやすい選択。


同じような感じで、着るべき服にも、話すべき言葉にも、
扱うべき商材にも、学ぶべき知識にも、全てには旬があります。


聴くべき曲や、見るべき景色にだって、旬はある。


そして、旬には、接することで得られる、


『その時を生き抜くエネルギー』


があります。


特別な能力が無かったとしても、『旬』の感覚さえ忘れなければ、
その時、瞬間的に何を選べば良いか分かる。


『春はあけぼの!』
『やっぱり夏はカキ氷!』
『読書の秋!』
『冬はこたつでミカン!』


みたいな、定番は、旬として、アリだと思います。


もちろん、夏に厚着をしてこそお洒落、とか、
冬に食べてこそ美味しいアイスクリーム、だとか、
そういう『外すセンス』があることも、重々承知です。


けれど、日常において自然の流れとマッチした選択をしようと思ったら、
そんなイレギュラーを軸にするのではなく、旬を基準にすることをお勧めします。


ただし。


僕にとっては『夏は枝豆にビール!』ですが、
人によっては『カルピスに冷やし中華!』ということは当然あって。


そこは、より自分にマッチした旬を探して吉。
きっと、それぞれのカテゴリーに、好みに合う旬が見つかるはず。


旬さえ外さなければ、特に専門的な知識を深く学ばずとも、
自然に運の良い判断ができるようになると思います。


それでは☆