内宮宇治橋


お清め、厄除け、厄払いとは、
一度やればそれで良しではなく、
定期的に必要になってきます。


その日の汚れはその日の内に、と思ったら、水を用いた浄化がお勧め。
霊的な穢れを払いたいと思ったら、ちょっと頑張って火の昇華がお勧め。


そうして、日常的に積もり重なってくる悪い気を、
流したり燃やしたりしていくことで、
運を良好な状態に整えることができます。


満員電車にもまれた日や、仕事で大きな失敗をした時、
失恋の後や、運の停滞を感じている最中に、その都度、水と火を利用して吉。


★浄化と昇華 ー 水と火を用いたお清め ー


それを、特別なイベントとしてではなく、
習慣として自らのライフサイクルに組み込むことが大切です。


★お清め習慣の必要性 ー 日常の穢れを溜めない意識 ー


1.お清めは誰かに頼らずとも自分でできる。
2.お清めは日常的な定期性が必要。


この2つを前提として。


お清めには、暦の上でヒントにできる、
全員共通の吉時期があります。


『ここでやっておくとそれが最適な良いタイミング』


というのが、暦に掲載されています。


自分の都合ではなく、大きな自然の流れの中で、
ここぞという時期を狙い打ちし、
計画的に心と体と魂の浄化・昇華ができると、
運をより良い状態で保ち続けることも可能です。


それらお清めの吉時期の中でも、特に代表的なものをご紹介します。


まず、年に1度の機会としてあるのが、節分。


暦の上では、立春から節分までを1年間とし、最終日である節分において、
その年の穢れを祓い、新しい年を迎える準備を整えます。


次に、年に2回あるタイミングとして、夏至と冬至。


最も昼が長い日と、最も夜が長い日。
これは太陽のサイクルが切り替わる節目。


ここも良いタイミングだと思います。


さらに頑張ることができるならば、
立春・立夏・立秋・立冬の日の前にある節目。


新しい季節を迎える前にある、


「季節の替わり目という5番目の季節」


を土用と呼びます。
この土用期間は、お清めに最適です。


まだまだもっと頑張れる人は、月に2回、
新月と満月のタイミングでリセットするのは理想。


(いわゆる、昔の1日・15日のことです)


まとめるとこんな感じ。

▼お清めの吉時期

★節分(年に1回)
★夏至と冬至(年に2回)
★土用(年に4回)
★新月と満月(年に24回)



1年間の中で何度か訪れる節目を把握し、
悪運を祓い清めるチャンスとして利用できると、
より効率的に運の清潔を維持できると思います。


昔の人は、お清めを、個人の営みではなく地域のイベントとし、
みんなで協力しながら年中行事として執り行ってきたようです。


各市町村に残るお祭りや伝統行事は、ほとんどそれです。


今はそういった季節ごとにあるお清めイベントが、
少しずつ廃れ減りつつあるので、
お清めは個の裁量に預けられるようになってきました。


他の誰かに頼るのではなく、自分の運は自分で守って吉。


その具体策として、定期的にやってくるお清めの吉時期を、
上手に活かすことができると、素敵だと思います。


それでは☆


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