
『何を持って幸運とするか』
の定義は、なかなか難しいのです。
人それぞれラッキーと感じることは異なるし、
同じ人であったとしても、状況や年代によって、
幸運を感じる場所やタイミングが変わっていくし。
ただ。
そんな人それぞれの幸運の定義ではなく、全ての人に共通で、
かつ、誰にでも分かりやすい代表的な目安が1つあります。
『幸運とは常に想定外である』
ということ。
これは一般的にイメージされている幸運とは、
少し異なるものであるかもしれませんが、
本物のラッキーは驚きが伴うものとします。
つまり幸運とは、計画通りに進まぬ、予想を超えるような、
良い意味で期待を裏切られるものであることが多い。
・思っていた通りのラッキー
・計画通りの幸運
・想定内の吉
それらには、確かに安心で安定的な素晴らしさがあります。
けれど、理論上はちょっと物足りない。
幸運とは、だいたい、意識の外からやってくるもの。
思わぬ縁や予想を超える反応、意外な展開の中にこそ、
本当の偶然の必然が見つかると思います。
想定の範囲内の順調さに含まれている間は、
本物の幸運の流れに乗って運が勢いづいているとは言えないようです。
大切な必然は、常に偶然を装ってやってくる。
本当に運が良い人というのは、サプライズプレゼントに恵まれます。
ところが。
実はそれ、悪運にも同じことが言えて。
想定内のトラブルは、確かにトラブルではあるけれど、悪運ではありません。
『風邪を引きそうだな』
と思って風邪を引くのは、確かに不調だけれど、大凶じゃない。
『ここでの怪我や病気は避けたいな』
『まあ、最悪、これくらいだろ』
『ここまでならば、何とか耐えられる』
そんな意識や想像を超えて起こってしまう、
『マジかよっ!!!!』
というトラブルこそ、本当の悪運。
だから、単に想定内、想定外のみで吉凶を判断するのは難しいです。
そう考えると。
それが幸運か悪運かは別として、人生に関わるような大切な運というのは、
いつだって想定内ではなく、想定外である、と考えられます。
それでは☆
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