西企画とは、比較的、方位の規制が甘くて、
凶方位に対して寛容な考え方をする方だと思います。


特に、満１８歳未満の子供に対しては、


『親さえ吉方位であるならば、一緒について行っても問題ないでしょ』


とお伝えすることもあるほど。


ところが。


それほどいい加減な西企画でさえ、


『子供でも、ここだけは避けて欲しい』


と考える凶方位があります。


小児殺（しょうにさつ）という方位です。


・小児殺って何？
・場所や距離の条件はある？
・子供なら全員共通？
・そもそも“子供”の定義は？
・万一、避けられない場合の対処は？


少し長くなりますが、そんな疑問へのヒントとなる内容を以下に。


▼小児殺って？


小児殺とは、子供だけに悪影響がある方位です。


大人は関係ありません。
星も関係ありません。
年齢で決まるものとされます。


▼どうやって決まる？


暦のロジックで決まります。


その年の干支の中でも、特に十二支によって、
各月、どんなラインを追って行くかが定まります。


フィーリングや感性で決まるものではないので、
暦さえ開けば簡単に分かります。


▼どんな悪影響？


主に健康運に悪影響ありと考えられますが、
例えば『アレルギー性のトラブル』や『発育障害』などを、
小児殺と結びつけて考える方もいらっしゃるようです。


理論的には各方位ごとに異なる、と考えるべきなのでしょうが、
個人的には、方位の違いに関係なく、


・消化器系（お腹を壊す）
・熱系（高熱、微熱）
・アレルギー系（湿疹等）


などで現れることが多いように感じます。


▼近ければ大丈夫？遠いとダメ？


距離の遠近は、あんまり関係ありません。


特に、乳幼児（４歳未満の子供）にとっては、
近距離の移動であったとしも、
小児殺の悪影響を受けると考えられています。


（大人にとっては“近場”でも、子供にとっては長距離と成り得ます）


▼どうやって調べたら良い？


小児殺は、毎月、１つの方位が凶と定められ、
それは全ての小さなお子様にとって共通です。


西企画が毎年発行するこよみでは、
イヤリーカレンダーや吉方位一覧表において、
１２ヵ月分全ての小児殺をご紹介しています。


『小児殺 方位』


でネット検索しても、すぐに分かります。


▼子供の定義は？


年齢で決まる大人と子供の定義に関しては、諸説様々です。
その全てを紹介しているとキリがないので、
西企画の場合のみ、以下に。


大人：満１８歳の誕生日を迎えた人
子供：１８歳未満の人


子供の中でも特に、４歳未満の乳幼児は、小児殺の悪影響を強く受けると考えます。
（さらに、新生児は、小児殺を要注意とご紹介しています）


子供でも、１２歳の誕生日を迎えた以降は、
あんまり意識しなくても良いと思います。


そうすると、小学校くらいまでは、可能なら避けて吉、となります。


▼対処方法ってある？


万一、小児殺を冒してしまった場合は、
親が、自分にとっての吉方位を取るのが最も効果的な対処方法だと思います。


仮に、北の小児殺を冒したとして、
親が北の吉方位に行かねば意味ない、
ということはないです。


その年、吉となる方位に、なるべく早く出かけて吉。


僕も良く覚えているのですが、保育園で泥だらけになって遊んでいた頃は、
母の実家への帰省の際、泊まって帰るか、日帰りにするかは、
小児殺を基準に決めていたようです。


他にも、みんなで日帰り温泉に行く時は、


『別にどこだって良いけど、小児殺は避けるか』


みたいな感じでの運用でした。


小さなお子様がいるご家庭では、小学校を卒業するくらいまで、
吉方位へ出かけること以上に、小児殺を避ける意識も必要になる、
ということだと思います。


それでは☆