『1人じゃなんにもできない』から、
『仲間とならなんでもできる』へ。


・協力
・統率
・感謝


は2012年のキーワード。


個の才能や努力も大切だけれど、
運を動かすのは、それをまとめた組織・チーム・仲間の総合力。


そこで、みんなと力を合わせるためには、


1.協調性
2.情報共有
3.ルールとその遵守


の3つがポイントとなる。


協調性とはつまり、妥協の余地があり、
みんなと繋がる“のりしろ”をしっかり持つということ。
ちっとも譲れない人は協調も難しい。


情報共有とはつまり、お互いの思惑や都合を知ってること。
その場に属する関係者の中、ただの1人も、
『聴いてないよ』と言わないで済むように工夫をすること。


ルールとその遵守とはつまり、人が3人集まると、
親友や家族であったとしても価値観やスタイルは異なるもの。
そこで、『最低限、ここだけは譲れないよね』という決まりを定め、守れると、
お互いに安心して、自由に考え動いて良い心の余裕を確保できる、ということ。


2012年7月のオリンピックを観ていても、上記のこと、強く感じました。


本当に『団体』と『ルール』がとにかく目立った。


個人の活躍も興奮しましたが、
団体の活躍には感動させられました。


思わずこちらまで、心を動かされた。


個人戦と団体戦は、同じ競技であっても、全く別物であることを、
改めて実感させられたオリンピックでした。


『今年のオリンピックは団体が良かった』


って、僕以外の人もみんな言っていました。


(そりゃそうだよ、だって2012年だもん)


と、その都度、心に想って聴いていました。


また、僕のアンテナが偏っていたからかもしれませんが、
ルールに関しても、色々と引っかかってくる大会でした。


『規則』『決まり』『条項』ってやつは、
よくよく考えると、オリンピックのために問題になって、
その都度、裁判所に問題が持って行かれる、というのが通常。


それでも、今回は、開会式の不手際から始まって、
『そりゃねーよ』と素人ながらにも感じる場面が多かった気がします。


オリンピックから離れて。


自分のもっと身近な『協力』に関して、
そこでの反省のお話をすると。


現在、周りのスタッフに迷惑をかけ調整をお願いしながら、
2013こよみの最後の追い込み作業をしています。


社外のデザイナーさんや印刷所さんも巻き込み、
いつもより大きな和の中で仕事をしていると、
エネルギーが大きくなる分、課せられる責任みたいなものも増えて。


自分が1つずれると、周りは2つか3つずれます。
自分がちょっとサボると、そのしわ寄せは、自分ではなく周囲へ向かい、
周りはうんと頑張らなくちゃならなくなる。


チームで動くことの良さに甘えると、自分の勝手に気付きにくくなる。


そして、最終的な迷惑は、こよみを手に取ってくれる、
読者の方々に、全部、行く。


そこを意識していかないと、僕にとっては句読点1つ、改行1つのつもりだけれど、
それは、たかが1つじゃないものであることを、見失ってしまいます。


そういう意味では、チームって、厳しいものだな、と思います。


先日、Twitterで、


ルールになくても「やっちゃいけないことがわかる」人だけで組織を作るとルールは最低限で運営できる。


というつぶやきを見つけて、なるほどな、と思いました。


でも組織って大きくなればなるほど色々な人が属することになるから、
ルールの決め方も難しくなってくるのだろうと。


だから、


・協力
・統率
・感謝


って簡単に言えなくなっちゃう。


それでもなお、厳しかろうが難しかろうが、
今、ここで向き合っておかなくてはならない。


それが2012年という1年間を過ごすことの意味だと思います。


オリンピック観て『団体』に感動して終わりじゃあ、見逃しちゃうことがある。
それは自分のことでもある。


自分は自分の人生を戦うにあたって、
どんなチームを組んでいますか?
そこでのチームワークはどうですか?


オリンピックの規則に憤りを感じたならば、
その意識を自分が抱える体制やルールにも向けて然るべき。


ある意味、そっちの方がオリンピックのルールなんかより遥かに重要。


運って、ニュースの中だけで起こっていることじゃない。


『1人じゃなんにもできない』から、
『仲間とならなんでもできる』へ。


みんなで戦う年2012。


それでは☆



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