気に入った服は、他の、そうでもない服と比べて、
着る機会が、自然と多くなるものでしょう。
服だけでなく、靴やカバンもそう。
ところが。
ものすごく本当に気に入った大切なものって、
あまりに大切に維持したいと思うあまり、
使いにくくなってしまうこと、ありませんか?
例えば僕の場合。
格好付けるために気合いを入れて購入した服は、
大好きというだけでなく高価なこともあって、
大切にするあまりそう何度も着ることはありません。
これ以上汚したり傷つけたりするのも嫌だし。
シワになるのも嫌だから車に乗るときには脱いじゃうし。
臭いが付くのも嫌だから車に置いたままお店に入っちゃうし。
それに対し、いつもの普段着用にと、
そこそこ気に入って購入したあんまり高くない服は、
毎日のように着過ぎて、もはや定番の部屋着となりつつあります。
お気に入り具合とその価格が、
自分の身の丈に合っているので、
生活にも仕事にも馴染みやすいのだと思います。
ギターも同じです。
若かりし頃、
『これで免許を取りなさい』
と、両親に準備してもらったお金を全部つぎ込んで、
さらにそれだけでは足りず、人生初のローンを組んでまで購入した、
ギブソンレスポールカスタム“ブラックビューティー”というやつは、
今でも好きだし、大切にしているけれど、
常にハードケースにしまって大切に保管されっぱなしです。
だけど、普段使い用にと12,000円で購入した、
名もなき地味なアコースティックギターは、
リビングに出しっ放しにして、毎日のように爪弾いています。
日常的に使うことで、傷ついたり、倒してネックが折れたり、
汚れたり湿気や乾燥で劣化したりというリスクも大きいのですが、
何しろ、身の丈に合っているちょうど良いギターなので、
より親しみやすく、カジュアルに接することができます。
要するに。
一番大切なものは、大切にし過ぎて持て余してしまうこともある。
でも、二番目や三番目のものとは適度な距離で接することができる。
一番より二番、三番の方が、リアルライフで活かされやすい。
身近なところで気軽に親しみやすく接することを目的とするならば、
本当に完璧なまじりっ気無し最上級の『好き』よりも、
一部の不足を抱えた2番目、3番目の選択肢の方が、
結果として、ベターというよりベストに近いと考えることができます。
『非の打ち所のない唯一無二の好き』
を探そうとすると、そういうのって滅多に出会えないので、
いつまで経っても見つからないものです。
また、見つかったとしても手に入れるのが難しい場合が多いし、
運良く手に入ったとしても、完璧であるがゆえに、上手く活かせません。
けれど、
『なかなかお気に入り』
『そこそこ好み』
『まあまあ好き』
をヒントに、モノを選び、場所を選び、運を選んでいくと、
そこにはベストは少ないかもしれませんが、
その分、案外気楽に、フットワーク軽く、最適な選択が可能です。
それはベターというベストです。
上記のような、
『一部の不足を残したものこそ最高』
という考え方を、七赤金気とし、
自分にとってピッタリの好きを探し見つけ選ぶ秘訣とします。
分相応な自分らしい何かを探すときは、
非の打ち所のない完璧な理想ではなく、
不満や不足や物足りなさを残したままの、
2番目、3番目当たりから目指して吉。
それでは☆
着る機会が、自然と多くなるものでしょう。
服だけでなく、靴やカバンもそう。
ところが。
ものすごく本当に気に入った大切なものって、
あまりに大切に維持したいと思うあまり、
使いにくくなってしまうこと、ありませんか?
例えば僕の場合。
格好付けるために気合いを入れて購入した服は、
大好きというだけでなく高価なこともあって、
大切にするあまりそう何度も着ることはありません。
これ以上汚したり傷つけたりするのも嫌だし。
シワになるのも嫌だから車に乗るときには脱いじゃうし。
臭いが付くのも嫌だから車に置いたままお店に入っちゃうし。
それに対し、いつもの普段着用にと、
そこそこ気に入って購入したあんまり高くない服は、
毎日のように着過ぎて、もはや定番の部屋着となりつつあります。
お気に入り具合とその価格が、
自分の身の丈に合っているので、
生活にも仕事にも馴染みやすいのだと思います。
ギターも同じです。
若かりし頃、
『これで免許を取りなさい』
と、両親に準備してもらったお金を全部つぎ込んで、
さらにそれだけでは足りず、人生初のローンを組んでまで購入した、
ギブソンレスポールカスタム“ブラックビューティー”というやつは、
今でも好きだし、大切にしているけれど、
常にハードケースにしまって大切に保管されっぱなしです。
だけど、普段使い用にと12,000円で購入した、
名もなき地味なアコースティックギターは、
リビングに出しっ放しにして、毎日のように爪弾いています。
日常的に使うことで、傷ついたり、倒してネックが折れたり、
汚れたり湿気や乾燥で劣化したりというリスクも大きいのですが、
何しろ、身の丈に合っているちょうど良いギターなので、
より親しみやすく、カジュアルに接することができます。
要するに。
一番大切なものは、大切にし過ぎて持て余してしまうこともある。
でも、二番目や三番目のものとは適度な距離で接することができる。
一番より二番、三番の方が、リアルライフで活かされやすい。
身近なところで気軽に親しみやすく接することを目的とするならば、
本当に完璧なまじりっ気無し最上級の『好き』よりも、
一部の不足を抱えた2番目、3番目の選択肢の方が、
結果として、ベターというよりベストに近いと考えることができます。
『非の打ち所のない唯一無二の好き』
を探そうとすると、そういうのって滅多に出会えないので、
いつまで経っても見つからないものです。
また、見つかったとしても手に入れるのが難しい場合が多いし、
運良く手に入ったとしても、完璧であるがゆえに、上手く活かせません。
けれど、
『なかなかお気に入り』
『そこそこ好み』
『まあまあ好き』
をヒントに、モノを選び、場所を選び、運を選んでいくと、
そこにはベストは少ないかもしれませんが、
その分、案外気楽に、フットワーク軽く、最適な選択が可能です。
それはベターというベストです。
上記のような、
『一部の不足を残したものこそ最高』
という考え方を、七赤金気とし、
自分にとってピッタリの好きを探し見つけ選ぶ秘訣とします。
分相応な自分らしい何かを探すときは、
非の打ち所のない完璧な理想ではなく、
不満や不足や物足りなさを残したままの、
2番目、3番目当たりから目指して吉。
それでは☆
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