正しい文字と、正しい句読点と改行で書かれた文章は、
単に読みやすいというだけでなく、
それを書いた人(読ませようとした人)の運の調子も暗示しています。


運が乱れれば乱れるほど、句読点や改行は無くなり、
もしくは変な所に間違えて挿入され、
意図せぬ誤字脱字、不自然な接続詞も重なり、
その全体的なバランスは、一種独特の雰囲気をかもし出します。


これは会話や説明やプレゼンでも同じかもしれません。


支離滅裂なコミュニケーションは、当人の不調を示すものだし、
それを聞く相手との縁を乱す原因となってしまいます。


文章の場合だと、それを文字の体裁で目視できるので、
読みにくいバラバラな文章は、見た目で凶と判断できます。


読む前から分かる運

例えば、弊社にお問合せやご質問&ご相談で頂くメール。
またはblogへのコメントや、履歴書、報告書などにおいて。


上手く説明することはできませんが、
不安定な運の持ち主のそれは、


『あ、これは良くない状態にある人だ』


と、眺めた瞬間に、内容を読む前から、分かります。


人の話ならば、ある程度、耳で内容を聞きながら、
相手のコンディションを探っていくことになるわけですが、
文字ならば細かく内容を熟読せずとも、
ざっとその見た目を確認することで、運を察知できます。


乱れた運の持ち主が書く文章の例

どういうことかというと僕は電話や講座会場でのご質問以外でもブログのコメント欄や西企画アカウントへのメールで色々なご相談を頂く機会が多いのですがそういう時はいかに現状のじぶんが幸せかというご報告はあんまりなくてほとんどが何らかの不安や悩みや
おちこみのトラブルのヒントを求めてのことでありその 際自分が抱える問題の状況が具体的にどのようなものであるかということをご説明頂くのですがその内容がディープであればあるほどやっぱり現状も複雑で悩みの種類も多岐に渡り吉を選んだ方が
良いことは分かっているのだけれど思うようにはいかず仕方なく凶を選ぶしか無かったりしてそのことがさらに自分を悩ませ苦しませるわけだし結果として.そういう今を説明する文章も長く複雑で脈絡を付けるのが難しく起承転結が曖昧にならざるを得ないなんて場合も多いのだと思います。


上記のような体裁は、見た瞬間に警戒します。


余力のない状態で接すると読み間違える恐れもあるので、
十分な態勢を整えてからでないと、怖くて開けません。


また、返信の際は、神経質になった先方の気分を害しないよう、
いつも以上に言葉を選んで気持ちを伝える必要があります。


読み、理解し、返事をする、ただそれだけの応対に、
半日以上がかかってしまうこと、少なくありません。


幸運な人の文章は分かりやすい

運が乱れた人とは逆に、幸運な人の文章は、
パッと眺めた瞬間にそれと分かります。


幸せのお知らせや、素敵な吉方位旅行報告、
思いやりや気遣い、配慮の連絡等は、
どの文章も、見た目がスッキリしています。


始まりと終わりがしっかりしていて、要点もすぐ明らかだし、
おそらく、書き主の心に余裕があるので、文脈も整理され、
文節ごとに区切りや改行があってリズム・テンポが良く、
読むというより聴いているような感覚で、スッと意味が心に入ってきます。


文節に応じた句読点や改行がしっかり成されているだけでなく、
行間の空け方が、書き手の都合ではなく、読み手の立場を思いやってくれているし、
文章の上手さ云々ではないところで、全体の起承転結がはっきりしている。


考えて理解する文というより、見て感じさせられるというか。


『一生懸命目をこらして読まなくちゃ』


という気合いが不必要というか。
頑張らなくても楽にスラスラ進む滑らかさというか。


そういうメッセージは、読むのに体力が要らず、
ある程度長文であったとしても、全く疲れません。


それは、文章を書く技術の有無や、表現能力の良し悪し、
学歴・学力・知識・知能などは、ほとんど関係ないようです。


ブラインドタッチの達人や、携帯メールが得意な人とか、
社会的地位が高いと言われる職業に付いている人だとか、
そういう人の文章が読みやすいとは限らないので。


どんな自分の状態で書くかが重要

何らかの専門的な機関で文章の書き方を学び、
それを習得してから満を持して世に出て文字を書く、
という人は少ないはずです。


みんなが、それぞれのスタイルで、それぞれに試行錯誤しながら、
そのときの気持ちや状況に従って、文字を繋ぎ、人へ送ります。


そしてそこには、デジタルもアナログも関係なくて、
どんな媒体であろうと、文字そのものから把握できる、
運の流れや調子の良し悪しがあると考えられます。


揺れる感情や過敏な神経で書かれた複雑な文章なのか、
それとも優しさや穏やかさに包まれた状態で書かれた文章なのか。


そういうのは、中身を読まなくても、見た目で瞬時に分かります。


文章を見て自分の運を知る

文章を見れば、書き手の運を推測することが可能です。


それは決して、


『みんなが唸るような格好良い知的な文章を書いて吉』


ということではありません。


運を見抜くのに文章を読む必要はありません。
その内容や言葉のチョイスのセンスは無関係です。


パッとその体裁を見直してみたとき、
句読点や改行がおかしくないかどうか?


というかそもそも、その文章を相手に送る前に、
何度か読み返すだけの配慮は持てている自分なのか?


それだけで、文章から自分の調子の良し悪しを見抜けるはずです。


お試しください。


それでは☆


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おかげさまで、どちらも残りわずかです☆

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こちらにコメントいただければご返信いたします☆


《西企画の日常:初めての梅取り》

弊社の前に梅の木があります。

“まさときさんちの梅”です。

いつもその花を楽しませていただいています。

『実がなったらいつでも取っていいから』

と、何度も許可をいただいているのですが、
遠慮してしまって、なかなか手を付けられず。

そしたら今年は、わざわざ家まで声をかけにきてくださって。

初めて、梅の実を摘みました。

バケツ3杯分。

まさときさんちの梅

木陰に入ってみると、桃のような梅のアロマが爽やかで。

今年はこの梅で、梅酒をつけます。