
避けられる凶を避けないのは怠慢。
それはなにも、時期や方位の吉凶など、運に限った話ではありません。
現実生活においても同じはずです。
今にもテーブルの上から落ちそうなコップを見て、
でも特に何もせず過ごし、案の定コップを割ったとしても、
それは悪運でも何でもないでしょう。
自然の流れやツキの良し悪しは関係ありません。
自己責任で、怪我する前に破片を始末して吉。
一方。
人生には、
『避けられないトラブル』
というのも、確かにあります。
落とすのを避けられないコップ。
意図せず落ちることになってしまったコップ。
知らない間に落ちてしまっていたコップ。
自然の大きな流れの中で、自分の都合とは無関係に、
仕方のないこととして定まり進んでしまう成り行き。
そのとき。
避けられない凶というのは、一概に凶とは言い切れません。
いわゆるひとつの、偶然の必然。
自分の人生において、そこでコップを割ることに、
何らかの意味があると考えるわけです。
もう1つ例え話を。
背中に寒気を感じて微熱があるのに、
それを承知で薄着のまま無理をした場合。
その後、体調をこじらせることになっても、
暦や土用や厄年のせいにするのはお門違いです。
治療は自己責任でお願いいたします。
けれど、十分な対策・対処を施した上で、
それでもなお、そこにやむを得ぬ体調悪化があった場合は、
『自分が風邪を引く必要性と必然性』
に意識を向けるべきです。
そこでトラブルに落ち込んでばかりいると、
大切な何かを見逃し見落とすことになります。
そういう風邪には、
★風邪をひくことで休める自分
★風邪でもひかなければ休めない自分
★お医者さんへ行くことで認識する心身の疲れ
★無頓着すぎたセルフケアへの反省
★乱雑だったライフスタイルの見直し
などを促す意味が隠されているのだと思います。
これは、見えない運の流れを読み解く上で、
欠かすことのできない重要なポイントです。
今、自分が抱えている、凶に対する心配や不安が、
怠慢から来るものであった場合には、
『なるべく凶は避けた方が良い』
としか言えません。
吉じゃないと分かっているのに、
面倒くさいからという理由で凶を選ぼうとしている人に、
『凶だけど大丈夫?』
とご相談いただいても、ご提案できることは少ないです。
そうではなく、それが偶然の必然による、避けて通ることができない、
やむを得ぬ成り行きだと判断した場合には、
前向きに、未来へ続くステップとしてその状況を受け止め、
以降の考え方や動き方に反映させた方が良さそうです。
その凶を乗り越えてこそ、広がる未来があるはずです。
ただ、そこで、どうしても状況に納得できなかったり、
頭では理解しているつもりだけれど、腑に落ちなかったり、
何となくのモヤモヤが迷いとなって自分を悩ませたりしている場合は。
ご相談ください。
そういう時のために、僕のような特殊な専門業があるのだと思います。
そこにどんな必要性と必然性があるか、全力でご提案いたします。
偶然の必然で起こるトラブルには意味があります。
それは避けるべきものではなく、乗り越えるべきものです。
そういう風に考えられるようになるためには、先ず、
上記をヒントに凶にも色々な種類があること、見直し吉。
それでは☆
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