『勉強机は北向きにすると集中力up↑』
『書斎は南が望ましい』
『西の勉強部屋はサボりやすい』


上記のような話、聞いたことはありますか?


例えば子供部屋の配置を決める時や、
受験勉強に挑む前のお部屋の模様替え、
また、資格試験に挑む社会人の験担ぎや、
日々、学びや研究が必要となる職業の人のために、


★書斎
★勉強部屋
★仕事部屋


などの間取りの吉凶が気になること、
必要に応じて、あるようです。


家相学や風水学では、
方位の作用に応じて、


『この部屋は向いてる』
『この部屋は向いていない』
『こういう配置は吉』
『こういう配置では凶』


など、色々なロジックがあるようですが。。。。


一言に書斎や勉強部屋と言っても、


・そこはどれほどの頻度で利用されるのか?
・寝室や趣味の部屋としても用いられるのか?
・高度に集中力を必要とする、研究レベルのものになるのか?
・それとも、図書館や喫茶店でも代用可能なものなのか?
・継続的な生涯学習か?受験や試験などの短期決戦か?


などによっても話は変わってくるし、


・限られた選択肢の中で、選べる余地は少ない
・あらゆる方位に空き部屋がある中で、ベストを選びたい
・今は両親の書斎だけれど、将来的には子供部屋にしたい
・子供が独り立ちした後の部屋を、書斎として活かしたい
・今は職業柄勉強部屋だけれど、引退したらオーディオルームにしたい


などの状況や条件によっても、
ベストな選択は人それぞれ。


また、諸説云々が混在している現在において、


・西の書斎は『遊びたくなって集中できない』
・北の書斎は『眠くなって集中できない』『秘密や隠し事が生まれる』
・北東の書斎は『調子の良し悪しの不安定』『気変わりや心変わり』


等と言う感じで、良いと言われている方位であったとしても、
それぞれに固有のリスクがあると説く方もいたりして、
運を基準に考えようとするほどに、迷ってしまうことも。


個人的には…


どの部屋も、勉強部屋には向かない、ということはなし。
どの部屋も、ただその方位というだけで勉強が勝手に捗ることもなし。


メリットとデメリットは常にワンセット。


ぶっちゃけた所…


『どこに書斎を作るか』は大した問題ではなくて、
作った書斎がある方位の特性を踏まえ、
どう上手く場所の良い気を引き出し、悪い気を抑えるかが、
書斎の家相のポイントになると思います。


そもそも、勉強ができないのは家のせいではなく、
当人自身に要因がある場合の方が多いです。


最高の環境でも、勉強しないやつは、しない。
人並み、もしくはそれ以下の環境であっても、やるやつは、やる。


その時…


運に依存し、過度の期待をかけるのではなく、
自分の好奇心や努力をほんの少しサポートする補助的要素として、
より良い環境を整えるヒントにするならば、
家相学を役立てることはできると思います。


最後に、方位ごとの書斎の効能を。


上記のことをしっかり踏まえて頂ければ、
不必要な誤解でぬか喜びしたり落ち込んだりせず、
上手に『我が家』と仲良くお勉強できるはずです。


【方位別書斎の効能】

北:集中力up↑(孤立)
南西:継続力up↑(鈍感)
東:発見力up↑(突発)
南東:情報力up↑(寄り道)
中央:適応力up↑(我欲)
北西:分析力up↑(比較)
西:洗練力up↑(飽き)
北東:向上力up↑(不安定)
南:学習力up↑(高慢)

※自宅の中心から見たお部屋であり机の位置の方位
※( )内は方位のリスクでありデメリット
※どこが最も良いかの選択ではなく、目的や状況に応じた使い分けが必要



それでは☆