不必要が減ると、必要が増える。
必要を得るには、不必要を削る。
要らないものを抱えている内は、要るものが手に入らない。


これが２０１１年の象徴的な運の流れだと思います。


もちろん、逆の言い方をすることもできます。


不必要なものが増えると、必要なものが減ってしまう。
必要なものを手放すと、ワンセットで不必要は増えてしまう。
要らないものを手放した瞬間に、スッと要るものが飛び込んで来る。


という感じで。


上記の理屈は、言うのは簡単、現実は難しい。
分かっちゃいるけど、できないのが削減。


僕なんて、自分自身の体重さえ、
思うようにコントロールできない、その程度の実力。


中には強い意志を持って自分や現実や周囲の環境と向き合い、
仕事・交際・生活において、節制できる人もいるでしょうが、
残念ながら、僕はそういうわけにはいかないタイプのようです。


いや、そもそも。


『何が必要？何が不必要？』


これを正しく判断することさえ、悩ましく迷うもの。
自分の胸に手を当てて、心の奥に聴いてみたとしても、
自分にとって本当に大切なものと、整理した方が良いものの区別を、
スパッとすることはできません。


ところが、運の世界は、違う。


自分の意志や強さや価値観とは無関係に、
吉、凶、良い流れ、悪い流れ、ハッキリしてる。


何をもって必要とするのか。
何をもって不必要とするのか。
何を手元に残し、何を整理するべきか。


もしも自分自身に迷った時は、以下に挙げる、
自然の流れをヒントにした整理の基準を参考にしてみるとスッキリします。

【整理の基準】


★今、現在、頻繁に使っているもの（必要）
★今、現在、ほとんど使っていないもの（不必要）


★今、現在、足りないもの（必要）
★今、現在、余っているもの（不必要）


★今、現在、好きなもの（必要）
★今、現在、好きではないもの（不必要）

上記を判断基準に、自分と自分の周囲を整理し、
シンプル・ミニマムな状態を目指して吉。


僕達にとって、減少・削減・衰退は、
多くの場合、ネガティブで、ガッカリで、
損したような気分になるトラブルの一種です。


ところが、２０１１年は、そこから展開する良い流れがあります。


減らしても、大丈夫です。
その先に、増える軌道が派生します。


減らさないと、磨かれません。
無駄を抱えていて良い人はいない年です。


減らすことで、素敵になれます。
減らした時こそ、考え方も動き方も、センスが活きます。


この２０１１年を洗練の年と位置づけ、
どこまで磨けるか、整理・整頓を楽しんでみて下さい。


それでは☆