FAQ

土用中の建築事は凶です。


それって、ド定番的とも言える、
教科書の一番上に出て来るほどの、
土用のNG事項です。


多くの専門家の方が、
同じような意見をお持ちのはずです。


にも関わらず。


土用の度にいただくのが、
建築に関するご質問です。


みんな、土用になると、
家を建てたり壊したり、
木を切ったりしたくなるようです。


土用とは知りながら、
やむを得ずやってしまった後に、
不安になるようです。


Q.土用中の建築、どうしたら良い?

土用期間中は、


★穴掘り
★動土
★基礎工事など、


家造りに関わることは、
全て避けた方が良いと聞いた。


にも関わらず、やむを得ない事情で、
もう既に、土用期間中に、
建築をしてしまった。


そんな時は、どう対処すれば良い?
もう手遅れ?
あきらめなくちゃだめ?


A.地鎮をすれば良いです

理由の如何に関係なく、
土用期間中に建築事は、


・インテリアやエクステリア
・墓地の契約やお墓の建立
・屋根の葺き替えや床の張り替え
・大物家電の購入
・住居の取り壊し
・樹木の伐採や種付け


など、どれも凶であると、
昔から伝えられています。


けれど、やむを得ない事情で、
もしくは、それを知らなくて、
もう既にやってしまった場合や、
やるしかない場合。


その対処法とは。


乱れ混濁した地の気を落ち着け鎮める、


『地鎮(じちん)』


をするのが、
最も効果的な方法です。


具体的な手順のイメージとしては、
よくある建築着工の前の地鎮祭ではなく、
大相撲の取り組み前のあれが正解。


東西からやってきて、
塩をまいて、四股を踏むでしょう。


あれは地鎮の儀式。
地の気を静める清め。


本来なら、ああいう屈強な大男を招き、
塩をまいて四股を踏んでもらえたら最高。


でもそれは難しいと思うので、
自分自身、できる範囲内で、
地鎮の儀を執り行うので十分です。

★自分で行う地鎮の儀式

1.該当する場所に(やってしまった場所に)
2.塩、酒、水の順で、
3.適量(分相応なできるだけの量)をまく



というのが、現実的で無理のない、
おススメできるスタイルです。


塩はあじ塩などじゃなければ、
高価でない粗塩で良いです。


お酒は、手頃な日本酒五合程度で。


お水は吉方位の自然水が理想ですが、
なければ市販のミネラルウォーターでも可。


上記にお米を加えることができたら、
なお良いと思います。


その場合は、


・塩
・酒
・米
・水


の順番で。


それが集合住宅の場合、
専有部分のみを地鎮して吉。


共有スペースに関しては、
リスクも分散されるので、
そこまで苦にする必要がありません。


上記の地鎮とは、


『それさえ済ませば完璧、安心、心配なし』
『だからこれからは、土用なんて気にしなくて大丈夫』
『土用中でもじゃんじゃん建築しちゃいましょう』


と言えるほどの、
絶大な効果はありません。


あくまで、解決方法ではなく、
乱れた気をできるだけ抑えるための対処です。


それでも、何もやらないで放置するよりは、
運も気持ちも和らぎ落ち着くはずなので、
もしもの時は、是非、お試しください。


より詳しいことが知りたいなら、
以下にリンクを貼り付けておきます。







それでは☆