『家相』という分野は、
相性占いや運勢、方位の吉凶などと比べて、
比較的、マニアックな分野だと思います。


でも。


いざ、マンションの購入や住居の新築・増改築、
その他、住環境に関わる判断・決断・選択を前にした人にとっては、


『住居が持つ運の良し悪し』


というのは、すごく気になるものだと思います。
一生にそう何回もない大事な場面だし、
軽々しく支払いできる気楽なお買い物でもないし。


そういう時、多少、家相学の知識をご存知の方や、
書籍で基本のロジックを読み覚えた方は、


★建築物の形状
★間取りの配置
★トイレや玄関の位置


上記の吉凶に関して、
案外マニアックな話を知っている場合があります。


『ここが張りで、ここが欠け』
『鬼門のトイレは良くないらしい』
『玄関は巽(南東)が理想』


みたいな感じで。


もちろん、そういう“いわゆる家相と呼ばれるもの”も、
確かにすごく重要なのですが、
それよりもっと大切になる家相鑑定の要素に、


『土地が持つ運』


というのがあります。


建築物の形状や間取りやトイレや玄関はすごく大事。


でも例えば仮に。


形も間取りもトイレも玄関も、
ものすごく整った理想的な建築物があるとして。


それが、産業廃棄物の埋め立て地や、
ジメジメした湿地帯に建っていたとしたら、
残念ながら、その家相は、良いとは言い切れないです。


逆の例え話で。


住居の形状に多少難があり、かつ水周りや玄関も理想ではなく、
図面を見ただけでは、決して良いとは言えない物件があったとして。


けれどその敷地のある環境が、
豊かな自然に囲まれて、交通の便が良く、
日当りにも恵まれ、かつ、ご近所さんの人柄は穏やかだったとしたら。


その住居の居住者は、きっと幸せになれる。
大人は毎日を張り合い良く生活し、仕事も頑張れて、
子供は伸び伸びと動き回り、個性を育むはず。


そこには時々、喧嘩やトラブルや病気や怪我はあったとしても、
その豊かな住環境のエネルギーを背に受けて、
周囲の存在にも助けられて、何とか乗り越えて行くと思うのです。


上記は、すごく大げさな、現実的ではない例え話だし、
理想を言えば、土地も建物も良いのが当然。


けれど、要は何が言いたかったかと言うと、
今、自分が暮らす家が賃貸だろうが持ち家だろうが、
新しかろうが古かろうが、リフォーム前だろうが後だろうが、


『どんな運を持つ、どんな土地に建っているか?』


を無視して上モノばかりにこだわっても、
本当に望む自然の恩恵は受けられないかもしれない、
というようなことです。


★どんな土地が良い土地?
★どんな土地には注意が必要?
★良い土地と悪い土地を見分けるヒントは?
★悪い土地だった場合、対処の方法は?
★今、住んでいる土地の気を良くする方法は?


これもまた、家相学です。
そうして、良い土地の上に建って初めて、
良い間取りや良い玄関は力を発揮します。


今から、家相学に興味を持って学ぼうとする方は、
上記のようなことも基礎として意識できると、
とても素晴らしいと思います。


また、(有)西企画の家相学の講座では、
そこのところ、かなり重点的にご紹介しています。


今週末、9月10日(土)の東京での楽気ゼミナールは、
ずばり、この『土地の持つ運』をテーマに、
土地の吉凶の見分け方や凶地相の浄化&改善方法を、
僕が持ちうる全ての知識と経験を総動員してご紹介します。


機会と機会が重なって、
無理なくご参加頂ける方、
スタッフ一同、万全の準備を整えてお待ちしています。


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それでは☆