不可能なことって、あるでしょう。


頑張っても難しいこと、いっぱいある。


というか、僕達にとっては、できないことの方が圧倒的に多い。


できることの方が、少ない。


この世界の一生において、できることは、ほんのわずか。


ただし。


できないことを少し減らし、できること少し増やす秘訣、あります。


より正確に言い直すと。


できないと思っていたその誤解を解き、
実はできることだったと気づく方法があります。


そうすれば、できないことを、無理して強引にやろうとし、
やっぱりできないと挫折しなくて済むようになります。


少なくとも、何でもやる前からあきらめて、
自分で自分の未来を制限する不自由が減ります。


その秘訣とは。


九気学の中でも、二黒土気と四緑木気の作用を利用します。
P135:02二黒
P135:04四緑

具体的には。


できることを、できる範囲内で、できるだけやる。


なるべく、無理なく、できる限り。


そのアプローチであれば、どういうわけか、できないことが少なくなります。


できないことと引き換えに、できることが手に入ります。


世の中、意外に、成せば成るもんだとまで思えるようになります。


『何にでも、やり方ってもんがあるんだな』


という実感が湧く人もいるかもしれません。


今の時点ではできないことを、一生できないものだと思うのは、
個人としては自由ですが、運としては誤解です。


今が無理なのは、今じゃないから、というのが運の考え方です。


例えば。


今、東という方位に行きたかったとする。
でも、東が吉方位じゃなかったとする。
むしろ、大凶方位だったとする。


でもそれは、一生東が凶ということではありません。


次に東が吉となるタイミングが、この先、やってきます。


その間は、東へ行く以外の、できることをするのみ。


・旅行プランの選定
・資金の貯蓄
・旅先の情報収集


それさえ難しければ、もっと他の、できることをする。


・もっと上手に旅の写真を取れる技術を覚える
・せっかく撮った写真を管理する手段を整える
・予めデジカメのデータの整理を済ませておく


など。


それまで難しければ、さらに別の、できることを。
いや、そのことも大変ならば、より違う可能性を。


ってやっていると、いつの間にか東が吉方位になる時が、
自然に巡ってきてたりする。



それが運というやつです。


『できない、難しい、無理だ』


って言っている人って、できない難しい無理なことに、
何とか頑張ってトライしようとしているけれど、
できる簡単で自然なことを、疎かにしていることが多いです。


できない理由を語ることばかり得意になっても仕方なし。
難しいアプローチにのみこだわっていても疲れるだけ。
無理だとあきらめた時点でできないことが1つ増える。


典型的な負のシナリオ。


一方。


着実に歩みを進めている人って、


『できない、難しい、無理だ』


って、あんまり言わない。


地味で目立たないかもしれないけれど、
できることを見つけて、やってるから、
余計なことをウダウダ言ってる暇がない。


その結果、少しずつでもいつの間にか、確かに進んでる。


そうこうしている内に、いつの間にか、
このあいだはできなかった難しいことが、
どういうわけか、できることになってしまっていたりします。


確かに、


『3日間で努力することなくお金もかけずに英語を話せるようになりたい』


とか言われたら、あきれるしかありません。


どんなことにも、相応のお金と時間と労力が求められます。


でも、3年かけたら、いけるかもしれません。
苦にならない程度の努力だって、あるはずです。
お金は少しずつ、ある分だけをかければ十分です。


あとはその先にある『いつの間にか』に期待して吉。


そういう自然な流れを作り出すのに、九気学は役に立ちます。


それでは☆