山で遭難した場合、


『その場で動かず救助を待つ』


というのが、特に初心者にとって、
命にも関わる基本中の基本らしいですね。


もちろん、ケースバイケースという部分は常にあると思います。


けれど、確かな根拠や自信もなく、
やみくもに動くことで伴うリスクを計算すると、
動かないという選択肢は、最も無難で安全な道だと考えられます。


例え、どんなに不安でも。
仮に、一人で孤独でも。
万一、誰かの助けを期待できなかったとしても。


それって、運においても、同じようなことが言えます。


山での遭難と運が、全くピッタリ一致することはないでしょうが、
似たような共通点が、いっぱい見つかります。


道に迷った時、どうにかできるような自分だったら、
そもそも道に迷うことはありません。


例え歴戦の強者であったとしても、
それでもなお、人生に遭難したならば、
そこには実力を上回る何らかの要因があるということです。


だから、誰だって、運が停滞したときは、リスクは同じです。


不調時に、


『自分だけは大丈夫』


と考えるのは、誤解です。


調子が悪くてツイてないと感じたときは、
あんまり色々考え過ぎない方が良いです。


調子が悪い時に考えることは、不正解が多いです。


だから下手に流れに身を任せない方が安心。


『迷ったときは、むやみやたらに動かない』


というセオリーを、ここぞとばかりに信じて吉。


そういう状況においては、その場に留まって動かない我慢こそ正解。


この、留まる我慢によって手に入る、


・安定
・無難
・着実


という運を、二黒土気とします。

P135:02二黒

何をやっても上手く行かないとき、


『これが本当に最後の勝負だ』


なんて思い切った行動を起こしても、
それで突破口が開けることは、非常に稀です。


停滞時においては、


1.先に進む勇気
2.後に戻る修正
3.その場に留まる我慢


上記の中で、3の我慢こそ、最も運の良い選択となります。


それでは☆


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