欠けに関して。


住環境の中でも特に建築物において、
出っ張っている部分を『張り』と呼び、吉とし、
引っ込んでいる部分を『欠け』と呼び、凶とする、
そういう考え方があります。


家相鑑定の吉凶判断基準の中でも、
最もベタな部類の基本中の基本です。


それが玄関だろうがお風呂だろうが壁だろうが関係なく、
欠け込んだ物件は、できれば避けた方が良いと思います。


また、自分が住居を新築・増改築するならば、
なるべく欠けができないように工夫をすることが、
家相学上は、とても大切なベースラインです。


ただし…


それが購入物件ではなく賃貸物件の場合、
その他のバランスによっては、欠けの有無、
大いに妥協の余地ありだと、僕は思います。


欠けが１つもなくて間取り最悪の物件より、
欠けはあるけれど、間取り最高の物件の方が、
遥かにメリットが多く、運も良いと考えます。


現実的な生活の利便性が素晴らしく、
水周りや火周りの間取りが良好で、
かつ、予算的に折り合いがつくならば、
１つや２つ、欠けがあったとしても、
十分、検討する価値のある選択肢。


その際、重要となるのが、


『万一、現在の住居に欠けが合った場合』


の対処法。


欠けがあるのがリスクではない。
欠けがあるのに対処をせず放置をするのがリスク。


で、ロジカルなものから、おまじないのようなスピリチュアルなものまで、
複数の欠けへの対処方法がある中で、
僕がみなさんに最も強くオススメするのが、


『生気のある植物の配置』


です。


１．欠けている箇所の直近に
２．造花やドライフラワーではなく
３．生花や観葉植物、寄せ植え、切り花などを配置する


そうすることで、欠けによる気の乱れが和らぎます。


土地が広いならば植木や生け垣もあり。
でも継続的な管理の手間のことを考えると、
プランターや花瓶の利用が良さそう。


これから家を探す人も、
今住んでいる家を見直す人も、
欠けという存在と、その対処法、
知っておけると、１つ心配が少なくなると思います。


それでは☆