★学校
★塾
★会社
★美容室
★病院


など。


転居を伴わず、自宅から通うことを前提に、
継続的に通勤・通学・利用をする場所を選ぶ際、


『吉方位だから運が良い(であろう)』


という理由で、就職・入学・入会先を、
限られた期間の限られた範囲を中心に探すのは、
確かに方位は吉かもしれませんが、だから正しい選択ができるかというと、
そうとは限らないと思います。


それが無理なく自然な流れの中で、
偶然の必然を伴って進めることができるなら、
確かに、とても理想的で素晴らしいことです。


けれど…


『吉方位で選べば間違いない』
『就職する会社は吉方位に見つけねばならない』
『吉方位以外の学校に入学してはならない』


そんな考え方で、吉方位という狭い可能性に拘り、
凶方位にある選択肢を全否定するようなスタイルで、
大切な職場、学ぶ環境を手に入れようとすると、
そこには必ずと言って良いほど、


・無理
・不自然
・弊害


が出てくるので、苦労のわりに成果は少なく、
コストパフォーマンスは非常に悪いと思います。


仕事運は就職時の方位の吉凶のみで決まるわけではありません。
入学時が凶方位の学校であっても、学べることはいっぱいあります。


そもそも運とは方位のみでなく、


★陰陽学
★五行学
★運勢学
★九星学
★家相学


など、僕が知っているだけでも、
複数の構成要素から成り立っています。


仮に方位が凶だったとしても、


1.時期の吉凶
2.適性の有無
3.環境の良し悪し
4.流れの必然性
5.縁の繋がり


上記に挙げたような事柄次第では、そこでの継続的な積み重ねの中で、
仕事も、学びも、人間関係も、
豊かな成果を手に入れることができると考えられます。


だから。


吉方位の範囲内に転職先を探して下さい、とか、
そこで良い職場を見付けるためには、
具体的にこんな方位の移動をすれば良い、だとか、
そういうご提案、よほどの例外で無い限り、僕は致しかねます。


きちんとした事前のコミュニケーションの中で、
情報交換を重ねることによって、当事者から、
吉方位のみに選択肢を限定する必要性や必然性を、
はっきり感じた場合は、時に、強く吉方位をオススメしますが。


僕にとって方位の吉凶は、とても大切な判断基準です。
どんなことも、吉方位の範囲内から選び出せたら安心だし、
なるべく、凶方位は避けるように気を付けています。


でも僕は、方位至上主義ではありません。
方位の吉凶だけが、生きる全てだとは全く思っていません。


自己責任で下す自分の判断の中には、
これまで、悪い方位を選んできたこともいっぱいあります。
けれど、そこに迷いや後悔は一切無し。


方位は悪くても、時期は最高だった。
方位は悪いけれど、確実な運の流れを感じてた。
方位の悪さを補って余りある、強い良縁の繋がりに助けられた。


そんな方位以外にもある運の要素も判断材料に入れてみることで、
よりバランスの整った人生設計が組み立てられると思います。


もしも、運をライフスタイルに取り入れる上で、
方位の限定感に戸惑い、それを窮屈に感じてしまう時があったら、


『吉方位という制限を飛び出して選ぶ大らかさ』


も、必要なんじゃないかな、と思います。


それでは☆