ここの所、群馬県富岡市は、ポカポカ陽気です。


風は少し冷たいですが、それでもお散歩日和が続きます。


2012こよみの原稿製作に行き詰っていたので、
気分転換に会社の周辺を歩き回るのは良い感じ。


その際に見かけ、改めて感心したのがこれ。

01.西の生垣



住居の西面をビシッと守る、立派な西面の生垣。


ご近所では、こういった風景が、当たり前のようにあるので、
今まで特に気にせずスルーしていたのですが、
西や北西からの厳しく冷たい風や、
沈み行く西日のまぶしさを、
この身に感じながら歩いていたら、


『あ、この生垣が、大切なお家を守っているんだ』


と、今更ながらに、感心しました。


生き物なので手入れは必要。
だけれど、春夏秋冬に応じて、その都度、
異なる役割を果たしてくれるのが、この生垣ってやつです。


その面倒臭さの裏には、
鉄やコンクリートの無機質な壁とは一線を画す、
ものすごい家相学的メリットが潜んでいます。


よく、賃貸物件などで角部屋であることを売りにし、


『貴重な南西角部屋』
『日当たり良好、南西の角』
『南西角部屋の二面採光』


などとうたい、少し高めの価格設定をしているチラシを、
鑑定の際に見かけることがありますが、
家相学的には、『南の面』の光と風と気は大歓迎ですが、
西面のそれはノーサンクスです。


特に無くても問題ありません。
むしろ、ガッチリ壁で仕切られていた方が良い場合も。
(生垣なんてあったら最高の採光ですがそれは無理として。)


今度、田舎を歩く機会があったら、
住居の西側がどうなっているか、
チラリと意識して眺めてみて下さい。


旧家や農家の西面の工夫は、特に参考になります。


それでは☆


P.S.


お散歩から帰ってきたら、お勝手口に、
いつの間にか大根が置いてありました。

02.大根



これもまた、田舎には無いであろう、
群馬県富岡市クオリティー。
(お隣の方の仕業と、すぐに判明)


すぐに枯れ気味な葉を落として、置いておいたら、
それを目ざとく見つけた、おばあちゃんが一匹。

03.自分のモノ



完全に自分の収穫物として死守。

04.死守



これもまた、富岡クオリティー。

05.完全死守