2011年は、あらゆる場所に不足が付きまとう運勢です。


少ないから、足りないから、欠けているから、
だから足りないと思う、というのとは、少し違います。


どれだけ優秀であったとしても、満足できません。
もう十分持っていたとしても、足りないと感じます。
より多くを望むので、どこまでいってもキリがない。


また…


ものすごく頑張ったとしても、100%の成果を得ることは難しい。
完璧を目指すほどに、どこかしらに欠けが生じます。
ミスや失敗や欠点は前提であり必然です。


この作用を一爻不足(いっこうふそく)と呼びます。
一爻不足とは、どんなことにも完璧はなく、
必ずどこか一部に、何らかの欠けを伴うという意味です。


性格や価値観や好き嫌いではなく、
自然の大きな流れの影響として、
減点方式で物事を判断するようになり、
欠けている所から先に目に入るようになり、
他人からもそのように評価される機会が多くなります。


そのため、不足そのものには吉凶なし。
足りないと感じるのは悪いことではないし、
欠けてると思われるのはトラブルではない。


誰もが不平・不満・欠点と、日常的に向き合うことになるはず。


そこで、運が問われると思います。
そこが、運の動くポイントになると思います。


不満に対して不満で応じ、
不平に対して不平で返すと、
自分自身の魅力を高める機会を失い、運は曇ります。


不足が見つかるということは、
そこに成長の余地があるということ。


そこで他人や環境や時代に努力を求めず、
自分自身を磨き高めること。


そこから本来の魅力は飛躍的に高まり、
誰もが見過ごせないほど光り輝くことになる、
つまり2011年は10年に1度の自分磨きのビッグチャンスです。


不足を悪運と誤解せず、自分を磨くきっかけに転換し、
魅力を輝かせるエネルギーに変えることはできないか。


それが今年の運の良し悪しのターニングポイントとなり
輝く人と曇る人の分かれ目になると予測します。


それでは☆