
ある程度、方位学を学び知ったとして。
それでもなお、どこかの機会で、
『え!?そんな凶方位知らなかった!』
とショックを受ける経験、多くの方がお持ちなのでは?
その戸惑い、僕のところにもご質問を通していっぱい集まってきます。
Q.色々な大凶方位って実際どうなの?
・水火殺
・定位対冲
・土用殺
・月命殺
・日破
・方位神
他にも色々。
西企画では何も言っていなかったけれど、
別の専門家の人は、どれもすごく怖いって言ってた。
大丈夫?
行っちゃダメ?
地獄に落ちる?
A.僕は気にしませんが、気になる方は気にすべきです。
例えば、水火殺。
諸説云々ある中で、最も代表的なのが、以下の通り。
年盤及び月盤の上で、
・九紫火気が北に配置されているとき
・一白水気が南に配置されているとき
上記のタイミングは、いずれも、
南北共に凶となる、という凶方位の鑑定ロジック。
つまり、ざっくり言うと、南と北に固有の凶方位です。
もう少し細かく説明します。
九紫火気が北に配置されていると、
水の場所に火が重なるので相剋となり北は凶。
一白水気が南に配置されていると、
火の場所に水が重なるので相剋となり南は凶。
この考え方を水火殺(すいかさつ)と呼びます。
次に。
北に九紫火気が所在するときの南と、
南に一白水気が所在するときの北は、
それぞれの定位(九紫火気は南、一白水気は北)の、
正反対側にそれぞれの気が配置され、
エネルギーが乱れるので凶。
こういう考え方を、定位対冲(ていいたいちゅう)と呼びます。
水火殺も定位対冲も全ての星の人に共通して当てはまる、
大凶方位であると考えられています。
ただし、その凶作用の大小や吉凶判断の機微は、
諸説云々様々で、個人の価値観や流派の教えによって異なります。
また、上記のような、気が重なる際の相生相剋や、
定位対冲の考え方は、南北に限らずとも、
全ての方位と配置で当てはまることになるので、
これを取り入れると、一気に凶方位の数が増え、
吉方位の数が減ることになります。
『南と北の水火殺及び定位対冲は、特に凶作用が強いから要注意』
ということで、南北のみに当てはめる方もいらっしゃいます。
さらに。
それを年盤、月盤、日盤、時盤の全てで考慮することも可能です。
そのようにして、吉方位の機会と範囲はどんどん削られていきます。
個人的には、例えば、水火殺・定位対冲の場合。
あまり気にしません。
色々調べてもみました。
具体的には。
1.過去の資料や出版物を読む
2.目上の方の話を聴く
3.他の専門家の方のウェブサイトを観る
4.自分の周囲の実践者の動向を探る
5.自分自身を被験者として過去20年間の成果を見る
主に上記の5つの方法で探るわけです。
方位学や運勢学の性質上、科学や統計学とは異なり、
正確な実証・検証は難しいため、 特に4と5を重視することになります。
そして、一般的にはとお伝えする場合には、
3までで得た情報をご紹介し、
自己責任で下す自分のやっている方法は、
5までを踏まえてご紹介しています。
その結果、一切の凶作用が無いので大丈夫、と言い切ることはできません。
むしろ凶作用含みであろうと想像します。
でも、それって、コンビニでオニギリを買ったり、
ファストフードを週一で食べたり、
夜中にスナック菓子を食べたりする方が、
リスクは大きいのではないだろうか、
って言えるくらいの悪影響だと思うのです。
気にし過ぎずに、もっと大らかに、
方位を楽しんで取り入れてもらう方が、
結果として、総合的に、未来の運には良く働くと考えます。
それは、他の大凶方位にも言えます。
自分が良かれと思って行った吉方位を否定されるのはショックなものです。
否定してきた相手が、より良い方位の運用をされていることも事実でしょう。
けれど。
そのことと、運の良し悪しは、別です。
『どちらの方が自分らしいか?』
『どちらがより自分に合っているか?』
『どちらを選んだ方が、より伸びやかに未来を目指せるか?』
そう自分で自分に問いかけたとき。
自信を持って、
『こっちがいい!』
と言える方が、吉です。
それでは☆
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