
経験上の話。
かつクライアント様からしばしば聞く話。
★吉方位転居での物件探し
★吉方位旅行でのスポット探し
★吉方位ショッピングでのアイテム探し
など。
運を意識して、吉方位の範囲内から良い選択肢を探し出そうとすると、
予想外に手間がかかって面倒臭いことが非常に多いです。
なかなか見つからないし、
見つかっても思うように決められないのです。
どういうわけか不思議といつもそう。
そして、ゲッソリ&ガッカリします。
吉方位なのにどうして?
多くの人は、
『吉方位なんだから、良いものがサクッと簡単に見つかる』
そう無意識に期待しているのでしょう。
だから余計にガクンときてしまうようです。
実際は、逆。
吉方位に引越ししようと物件を探すと、
なかなか良い家に巡り会えないで大変です。
何なら、仲介してくれる不動産屋まで、
外れを引かされる場合もあって驚きます。
吉方位にお買い物へ行けば、必ずお目当てのものに巡り会える、
なんてことは、非常に考えにくいです。
何度も出直しをさせられ、あちこち歩き回させられ、
それが小物であろうが大物であろうが、
もう吉方位じゃ見つからないのではないかと不安になります。
吉方位で土地を探し家を建てようなんて望んだ日には、
そこから先は、ある意味、イバラの道かもしれません。
土地は見つからないし施工業者は決まらないし、
決まったと思ったら不具合や不都合が見つかるし、
こっちは散々苦労して吉を選んでるのに、
こんなはずじゃなかった、と運の神様に愚痴りたくなります。
でも運の神様なんてどこにいるか分からないから、
どうしても、僕の所に集まってきてしまうのですが。
『こんなはずじゃなかった』
ってやつが。
吉方位だからこその難しさ
皮肉なことに、それが凶方位の場合、
あっけないほどサクッと見つかることが多いから、不思議です。
それこそ、運の神様が後押しして助けてくれてるんじゃないか、
って感じるほどに、コロコロと物事が上手く進行します。
お目当ての選択肢を探し出し辿り着くまでの、
手間・気苦労・大変さだけで考えると、
吉方位より凶方位の方が楽です。
時には。
『なんで吉方位なのに、こんな苦労をしなくちゃならないの?』
『ラッキーな方位がこれじゃあ、ちょっとおかしいよね?』
『良かれと思って吉方位を選んだのが間違い?』
なんて疑問や不安で心がモヤモヤすることも。
吉なのに吉じゃないような気まずい感覚。
運の知識によると、
『吉方位なのに!』
ではなく、
『吉方位だからこそ』
ということになるのですが。
吉だからこそ難しい理由
吉こそ邪魔が入るもの。
良薬は口に苦いので有名。
良いものには相応の対価が必要。
どうしてそういうことになるのか?
そもそも、素晴らしいものを手に入れる難しさって、
僕達は実体験の中でこれまで十分に味わっているはずなのです。
例えば。
自然と人間のサイクルにおいて、
早寝早起きが大切だし良いことであると、
多くの人は分かっちゃいるけれど、
いざ、早起きしようとしてみると、辛い。
それまで遅寝遅起きのライフサイクルを持っていた人ほど、
転換の際は苦労するはず。
夜更かしや寝坊は楽だし簡単。
だからそっちの方が吉、ということにはならないし、
むしろそういう自分にこそ、
早寝早起きの苦労が必要だったりするのでしょう。
できるようになってしまえば、なんてことはない当たり前のこと。
勝手に早く目が覚めちゃうし、時間になったら起きてられない。
でも、いきなり簡単にそこには辿り着けない。
悪い流れを持っていた人ほど、
良い流れへの軌道修正は時間も労力もかかります。
運の良いことは楽というのは幻想。
高品質の商品やサービスをタダで享受しようなんて甘い。
運動せずに好き勝手食べて痩せたいとか、あり得ない。
食生活だって勉強だって、
スキルアップだって人間関係だって、
良くなる時や、良くする時は、
相応のお金と時間と労力が不可欠。
それってみんな、自分の生きてきた過程の中で、
誰に教わらずとも既に知っているはず。
乗り越えた先に見つかる運と縁
素敵なことを目指して進む過程で味わう、
地道な手間や面倒な手間を、
運に関してのみ省略し、嫌がるのは、不自然。
むしろそれらの障害は、自分が確かに吉を選ぼうとしている目安。
過剰に吉にこだわり過ぎるのはいけませんが、
大変だからと疑心暗鬼になったり簡単にあきらめたりは、
もったいないと思うのです。
そこが確かに吉方位であるならば、迷わず信じてみてください。
自分が成そうとしていることを。
自分の選んだ道や、その先に待っている未来を。
難しさや大変さや煩わしさに負けずに。
鑑定のご依頼をいただいて、
吉方位への転居や旅行をご提案する際は、
併せてこんなこともお伝えする場合があります。
『すんなり進まないこともあるかもしれません』
『簡単に見つからないのは想定内です』
『見つかってもそこから大変な場合もあります』
でも。
それでこそ吉方位。
それが吉を選ぶということ。
その先に目指す価値ある幸運と良縁が待ってる。
だから、最後まであきらめず参りましょう。
いつでもサポートします。
それでは☆
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コメント
コメント一覧
出発前日の夜中まで予定が入り、帰る日も夜から用事。
翌日からはまたハードワークって感じです。
移動に6時間掛かるし、旅行っても1日も居られないようなもの。
天気を見れば雨。
熊野神社、那智の滝方面へ行くけど、来るな‼って言われてるって感じますよ。
こんなでも、先生のおっしゃってることに当てはまってますか?
なんかもう悲しいです。
ASSIさん
> これまで何度キャンセルしようと思ったことか。
僕は当日の朝に、
『やっぱりナシにしよう』
と言って人様に迷惑をかけたことがあります。
それでも何とか行きましたが、行ってしまえば楽しかったです。
> 天気を見れば雨。
雨ならば雨なりに、風ならば風なりに、
自分の吉方位に自信を持って過ごして吉。
ただし、無理な計画は禁物。
距離や規模で効能を稼ぐより、無理のない範囲で折り合いを付け、
ゆったりした滞在時間を味わう方が、吉方位旅行の効能は高いです。
このエントリーを拝見し、最近あったことと照らし合わせて感想と報告の書き込みです。
18日に、吉方位旅行(日帰り)出かけました。
8月に訪れた場所へ、再訪です。
なぜなら、8月に行った時に、素敵な雑貨店を見つけたのですが、欲しいものが品切れ。
入荷の確認が取れて、今月になってからやっと品物を取りに行くことができました。
若干「面倒くさい」とは思いましたが、吉方位だからこそ、と気持ちを切り替えて。
(小物だから、現地に取りに行く交通費より、小包にした自宅への送料の方があきらかに安い)
18日、品物を受取り、帰る時にバスに乗り遅れてしまいました。
時刻表の時間より5分くらい早く着いたのに・・・
ローカルバスの、バス停の表記時刻より早く通過してしまった、という状態です。
バス停から近いお店に入って地元のお客さんと話をして乗り遅れたことを話したら
「駅まで車で乗せてあげるよ」
というミラクルな親切に出会い、お言葉に甘えて送っていただきました。
(ちなみにバス停〜駅まで、徒歩1時間以上かかる、次のバスまで2時間待ち)
本当は9日に行きたかったが、外せない用事が中途半端な時間に入ってしまい断念。
27日、体調がわるくて出かけられず、吉方位にある飲食店(市内)からの出前で代用?
これもお店の対応など、ちょっと不満が残る形となってしまいました・・・
なんだか見事に吉方位に振り回されています。
ヘナさん
> (小物だから、現地に取りに行く交通費より、小包にした自宅への送料の方があきらかに安い)
僕も、目に見える帳簿だけで計算すると、
損をしていることの方が多いです。
かかる旅費や手間隙、時間のことを考えると、
近場で済ませたりネットショッピングを利用する方が、
あきらかに安く済みます。
『群馬にだって良いお水や温泉はいっぱいあるだろうに』
と、地元の方にあきれられること、もう慣れました。
> 「駅まで車で乗せてあげるよ」
素晴らしい幸運。
人間万事塞翁が馬。
> なんだか見事に吉方位に振り回されています。
予想外の展開を予想しておけると、少し楽になるはずです。