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2011こよみ、本日の校正と、
明日の最終確認をもちまして、
ようやく校了となります。


これで本当に本当のラスト。
9月中旬の発売を目指し、
西企画の手を一時離れ、具現化のための印刷・製本の旅へ。


ふと振り返ると…


2010こよみは『変化』がテーマだったので、
それまでに作り上げた定型を全て捨て、
表紙から仕様・内容に至るまで、
まるっきり別物かのように見えるほど、
怒涛の改善・変更・修正を断行しました。


実はそれが、後悔するほど、ものすごく大変で、
周りにも予想以上の迷惑と負担をかけたので、


『もうしばらく、変化はノーサンクス』


と心に決めて臨んだ2011こよみ製作だったのですが…


いざ始まってしまえば、結局は、


・まだまだ綺麗にしたい
・もっと分かりやすくしたい
・更に使いやすくしたい


という欲を抑えることができず、
誰も見やしないだろうって所まで、
変更・調整・工夫の手間の積み重ね。


特に今回は、目に見えるような、
デザイン・コンテンツの変化以上に、


・校正方法
・鑑定ロジック
・作業分担


などの表には現れない舞台裏に、
すごく大きな改革を施しました。


それこそ、誰にも気づいてもらえない、
誰からも評価してもらえない、
地味で目立たぬ土台のことばかり。


でも…


2010年という、
『これまで』と『これから』の節目において、
そんな製作体制の見直しと修正が行えたのは、
とても良い流れだったと実感しています。


まずまず狙い通り。


もちろん、これで全てが完璧になったというわけはなく、
むしろここからが正念場となるのですが、
今年という変化の時期を狙って、


『あそこで変えた』
『あそこから変わった』
『あそこが節目となった』



というクサビを打てたことは、
今を生きた確かな証となりそうです。


僕は幸いにも『こよみ』という、
形ある表現方法を利用して、
変化を具現化することができました。


でも変化のチャンスは、
仕事だけにしか見つからないんじゃない。


朝起きて最初に何するか?
夜寝る前、最後に何するか?


例えばそんな身近な所に、
いくらでも見つけられます。


2011こよみにおいて、
『変化』をテーマに運を語るページはありません。
来年には来年の運がある。


変化はあくまで今年の運勢。
今だからできることがある。
今だからやるべきことがある。


机上の空論や屁理屈としてではなく、
リアルライフを生き抜くスタイルとして、
参考にしてもらえると嬉しいです。


それでは☆