運の世界における知恵と知識の定義は、
おそらく、辞書のそれとは少し異なります。


これはあくまで西企画内における共通認識なのですが、
知識と知恵は似て非なるものとされます。


★知識

知っている情報。
必ずしも役立つとは限らない。


★知恵

知っているし、やっている情報。
そこに実践や活用が伴う。


一定の認識があることならば、知識は、あります。


けれど、ただ知っているだけで、特に使うことはないならば、
また、知ったところで使うことができないならば、
それはただの知識ということになります。


一方。


『実生活の中で活かす機会の多い情報』
『無理なく実践できる知識』
『知っていることで役立つ知識』


ということであれば、それを知恵とします。


そして、僕達が学ぶべきなのは、知識ではなく知恵だし、
また、今ある知識は、知恵となるように、意識すべきだと思います。


特に。


運の知識には、最もそのことが言えると思います。


どんなに立派な秘伝のロジックも、
リアルライフの中で活かしにくいならば、
いわゆるひとつの机上の空論。


そういった『知識』って、バランス感覚が相当に良くないと、
知ることで不安が膨らんだり、知ったせいで心配が増えたりします。


だったら知らない方が幸運。


それって、何か変。


学ぶほどに幸運が遠ざかる運の知識なんて、おかしい。


知って楽になるのが知恵だし、学ぶと役に立つのが知恵。


そういう意味で…


僕が講座を通してご紹介する情報は、
僕自身が実際の生活や仕事において、
利用しているもののみに限っています。


どんなに格好良いロジックでも、
自分で使っていないものならば、
みなさんにお伝えすることはありません。


知っているし、活かせるという、
知恵を身につけるための組み合わせ。


それは時に現実的過ぎて、不思議さやロマンが足りず、
つまらないこともあるかもしれません。


けれど、運のあるライフスタイルというのは、
不思議さとロマンが入り混じった、
スピリチュアルでファンタジーなものでは決してありません。


むしろ、より堅実で計画的で、ナチュラルな営みだと思います。


だから机上の空論なんて要らない。
自分が出来ないことは言わない。


本来の運に、一か八かの一発勝負なんてありません。


もっとこの手によって確かに成される、
具体的で現実的な行動の積み重ねが、幸運を引き寄せます。


そのために役立つ知恵として、運のことを、
より多くの人に、知って試してもらえると嬉しいです。


それでは☆