節分の、豆まき、した方が運が良くなります。
浄化の儀式であり、区切りの儀式。


(有)西企画では、落花生と袋分けされた豆で、
玄関及び窓を中心に、豆をまきまくる、
というのが、恒例の年中行事。


それが、大事な業務の一環であると言っても過言ではありません。
大掃除も豆まきも、大切な仕事。


一方。


最近、すっかり定着してきたのが、
豆まきとは別にある節分の日の儀式、恵方巻き。



最近、コンビにでもスーパーでも回転寿司でも、
新しいビジネスチャンスとして、しきりにCMしています。


本来は西日本の文化とのことですが、
すっかり東日本でも馴染みが出てきました。


この恵方巻きというもの。


『恵方に体と顔を向け、巻物を、途中休憩なしで食べる』


というのが本来の仕来り。


願い事や夢や希望を想像しながら、よそ見せず、黙って食べて吉。


食べやすいように切り分けて一口ずつ放り込んだり、
和気あいあいとオシャベリしながら美味しさを楽しんだりするのは、
いずれもダメなようです。


そして。


そもそもの前提において勘違いしやすいこととして。


恵方(えほう)とは?
どの方角?


コンビニでも回転寿司チェーンでも、


・西南西
・東北東
・西北西
・東南東


などと書いてあることが多いのですが、
それらはかなり誤解しやすい表現だと思います。


発信元は、おそらく細かい所まで、
ちゃんと調べて知っているくせに、
説明が面倒臭いから、省略しちゃえばいいや、
みんな、そんなことまで気にしやあしないだろ、
という思惑が見え隠れして、何となく違和感を覚えます。


恵方とは、明きの方(あきのかた)とも呼ばれ、
その年の歳徳神(としとくじん)が所在する方位。


歳徳神とは、簡単に説明すると、素敵な神様です。


神様が配置されているので、縁起が良いとされます。
(これを、全員共通の吉方位と考えるロジックもあるほど)


で、この歳徳神の配置は、様々な場所(方位)を、
グルグルと巡りながら循環するのですが、
必ず、東西南北の4つの方位(四正位)のいずれかにのみ滞在します。


東と西と南と北以外の方位に恵方が来ることは、
これまでも、これからも、ない。


さらに。


東西南北という方位角は、角度によってさらに細分化され、


東:甲(きのえ)と乙(きのと)
西:庚(かのえ)と辛(かのと)
南:丙(ひのえ)と丁(ひのと)
北:壬(みずのえ)と癸(みずのと)


上記のように分かれます。


その際、恵方とは『“え”ほう』のこと。


『“と”ほう』ではなく、えほうのこと。


だから、甲の方、庚の方、丙の方、壬の方、
上記の4つの方位こそが恵方の所在地であり、
年ごとに移動しながら神様が滞在する範囲となります。


そして。


それらの4つの方位の名称は、東洋式24分割によると、


甲:東微北(真東を向いて、ちょっとだけ北寄り)
庚:西微南(真西を向いて、ちょっとだけ南寄り)
丙:南微東(真南を向いて、ちょっとだけ東寄り)
壬:北微西(真北を向いて、ちょっとだけ西寄り)


上記を踏まえ、今後の恵方を読んで行くと、


2014年:東微北
2015年:西微南
2016年:南微東
2017年:北微西


となります。


東洋式の24分割で決まる恵方を、
西洋式の16分割方位の名称によって説明しようとすると、
ギャップがあるので、間違えやすくなる。


まあ、微妙なずれなので、そんなに意識しなくても、
別に問題はないのかもしれません。


けれど、それを、知ってやるのと、
知らないでやるのでは、運が違うと思います。


特に…


関東圏の人にとって、恵方巻きや恵方という感覚は異文化。
せめて、知識だけでも、ちょっと身に付けておけると、
より良い節分の儀式ができるのではないかと思います。


また、関西圏の人でも、若い人は、
世代間における情報の引継ぎが、
上手く行えていない場合もあるでしょう。


自分の生まれ育った土地の文化として、
あるべき昔から続き今も残るライフスタイルを、
真っ直ぐ正しく見つめ直して運勢up↑


それでは☆