人のエネルギーの出し入れは基本的に、


★起きている間にアウトプット
★寝ている間にインプット


ということになります(特殊な例外を除く)。


実際には、もっと細かな使い分けがありますが、
陰陽学という最も根源的な二分類で考えると、


1.起きている間にエネルギーを消費する。
2.寝ている間にエネルギーを補給する。


その繰り返しによってオンとオフのバランスが整い、
人生が成立していくものとします。


その出し入れを呼吸に例えるとするならば、
活動は吐くことであり、睡眠は吸うこと。


また、進行に例えるならば、起きている間に前進し、
寝ている間に停止及び休憩する。


それはつまり、オンタイムでエネルギーを燃やし、
オフタイムでエネルギーを入れているということ。


目を開けて交感神経で過ごしている時と、
目を閉じて副交感神経で過ごしている時では、
運の出入りのベクトルが逆になります。


この考え方を応用すると。


エネルギーを使いたい場面や、使うべき場面では、寝てちゃだめ。
エネルギーを補給したい場面や、入れるべき場面では、起きてちゃだめ。


となります。


その時。


本番や職場で居眠りをすることが、運の良いことだと思う人は、
あまり多くないと思うので、そこは心配していません。


問題は。


エネルギーを入れるべきではない場面や、
あんまり良くないエネルギーが充満していて、
入れたくないような気がいっぱいの時空間において、
気にせず眠ってしまう人が、少なくない、ということ。


本来、生きて行く上でより良い運の補給と回復を望むなら、
寝室の状況や家相、寝具のクオリティーはとても重要。
そこは睡眠専用のスペースであり、インプット設備だから。


この睡眠スペースを、より清潔に、より居心地良く、
より良いエネルギーに整えておくことで、
人の運はとても良くなります。


人は寝ている間にエネルギーを心と体と魂に入れる。
で、起きたら出す(デトックスも含む)。


逆に。


通勤電車とは、不特定多数の他人の出入りがあり、
睡眠環境としては決して良くありません。


中でも。


★疲れて帰ってくる時の電車
★不快指数が非常に高いラッシュアワーの満員電車
★週末の酔っぱらいが多い電車


などは、プラスのエネルギーよりマイナスのエネルギーが渦巻き、
悪い意味で、かなりディープなスポットとなります。


特に、自分が落ち込んでいる時や、体調を崩している時は、
抵抗力や反発力が低下している結果、
悪いエネルギーが入る隙間、いっぱいある無防備状態。


そこでの睡眠は、好むと好まざるとに関わらず、
現場のエネルギーのインプット作業になるということ。


あんまり良くない環境では、インプットより、
全ての穴を閉じる防御に専念したいところ。


だから僕は個人的な『癖』として、
電車の中での睡眠を避けてしまいます。


もちろん、目を閉じていられないほどに眠い時は、
そんなことも考える余裕も無く寝てしまうのですが、


『これはさすがに、やばいな』


と感じるような場合は、ゲームをしたり、
メールをしたり、もしくは筋トレをしたりしながら、
何とか目的地まで寝ないで済むように工夫をします。


『その場の悪いエネルギーを呼吸したくない』


という時は、不用意な睡眠を避けるだけで、
避けられる悪運、疲れ、汚れがいっぱいあるはず。


全ての電車内が最悪、と言うわけではないです。
全国には、素敵な車内や車窓もいっぱいあります。
そういう環境でなら、ゆったり揺られながらの居眠りも良いと思います。


日常的に電車やバスなどの時空間を、
不特定多数の誰かと共有している人は、
まず、自分が含まれるその環境のクオリティーを、
意識しジャッジしてみて下さい。


それでは☆


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