『土用中は一切何もしちゃだめなの?』


講座やウェブサイト、ブログにて、
土用に関するお話をすると、
そんなご質問を頂くことがあります。


土用は凶のみではないです。
決して、そんなことは無いと思います。


土用と言えど、できることはある。
むしろ土用だからこそ、
意識してやって欲しいことがある。


『先生』や『流派』によって、
解釈に違いがあることを前提に、
僕が思う土用を気にせずやっても良いことを、
以下に並べてみます。


▼住環境に関わること

・草むしり
・農作業
・植木の剪定


▼仕事環境に関わること

・会議
・ブレスト
・企画や開発


▼運に関わること

・吉方位旅行
・お部屋の掃除
・水晶の浄化


▼健康に関わること

・禁煙
・禁酒
・ダイエット


どれも、無理に過激に大げさにやるのは、
当たり前ですが良くないです。
それは土用中に限ったことではないか。


穏やかに安全にやるのであれば
むしろ土用を狙うようにスケジュールを組んで、
意識的に実行することができると、
エネルギーが増すし、成功率も上がると思います。


土用はマイナス面の目立つ不安定な時期ですが、
上手に利用することで、それをきっかけに、
楽しく明るく過ごすこともできる季節です。


『土用になるとトラブルがあるから残念』
『土用中は何をやってもダメだからあきらめろ』
『土用中は全ての人が運悪くなる』


そんな意味では決してないから、
安心して良いと思います。
少なくとも苦にする必要はないはずです。


運に関して過剰にドラマチックに『凶』を強調し、
必要以上に不安を膨らませてしまうような情報は、
『占い師』や『鑑定家』と呼ばれる、
精神的職業コンサルタントによる、
プロモーション活動(販売促進行動)であることが多いです。


『でも私が言うこの日なら大丈夫』
『私がお祈りしてあげれば問題なし』
『このお札さえあれば解決する』


だから…


『はい、コンサルティング料をご請求致します』

というビジネスストーリー。
(怪しいものほど高いのが相場)


今までの経験上、そのように感じるし、
僕の周囲の方の実体験を聴いても、
テレビや雑誌から受け取るマスコミのニュースを観ても、
そんな感覚は増す一方です。
まあ、世に良くあるパターンなのかもしれません。


土用とは、予言ではなく運勢であり傾向です。
土用の傾向とは『不安定になるよ』という警告です。
警告とは『気をつけなさい』というお知らせです。
お知らせとは『注意して進めば大丈夫』という対策です。


何らかの縁があって、
土用という情報を仕入れた時は、


『不安定になりやすいから気をつけて進め!』


という傾向と対策を、
自然からのメッセージとしてそこに見いだしてもらえると、
健全に運をライフスタイル・ライフサイクルに、
取り入れることができるようになると思います。


安定した広い平地の上なら、歩くのも簡単でしょう。
目をつぶって耳を塞いだって、
不安なく前に進めるはずです。


仮に転んだとしても、怪我をしない安心感があるし。


では、ユラユラと揺れるつり橋の上を歩く時、
みなさんならどうしますか?
常に一定ではない、不安定で細い橋の上。
落ちたら怪我では済まないような場所です。


どうします?
自分ならどう渡ると思いますか?


僕ならば…


まず、本当に渡らなくちゃならないかどうか、
改めて確認し、できるなら、より安全な回り道を探します。


現実的な都合があり、やむを得ず渡らなくてはならない時は、
橋の手すりをしっかりつかみながら、
一歩一歩慎重に足を進めると思います。


そうやって、気をつけながら渡るはずです。
怖がって、その場でへたりこむのではなく、
無鉄砲に勢い付けて突進するのでもなく。


『不安定な運気だから慎重に』


とは、つまりそういうことです。


平地が吉でつり橋が凶というわけではありません。
そこは勘違いしない方が、バランス良く人生と向き合えます。


今はつり橋の上を歩いているのだから、
平地と同じように気分ではなく、
慎重に考え、丁寧に動き、
おおげさなことは避け、
安全第一で過ごしましょう、という考え方と動き方。


『土用』と聴いて、ガッカリする人がいたら、
それはそれで僕としては大成功。
そう思ってもらえるように今まで話をしてきたし、
そのことで、少しでも気をつけて過ごしてもらえたら、
みんなの運はきっと良くなる。


でも…


必要以上に土用を恐れ、、
緊張してしまう人がいたとしたならば!


心配しなくても大丈夫!
土用は全てが凶なわけじゃない!
気を付けて慎重に過ごせば素敵なこともいっぱいある!


土用中における色々な注意事項の最も根底にあるのは、
『季節の変わり目で不安定』ということ。


不安定というのは、安定していない、ということ。
ならばその不安定さに揺らされず、
安定的に過ごすことができたら…


心配や不安を失すことは難しいかもしれないけれど、
減らすことはできるはずです。


・止むを得ない事情があって
・後から気づいたために
・うっかりミスが重なって


などの現実的な事情により、
土用中の判断や決断、
実行や選択を迫られた時は…


必要以上にリスクを恐れず、
より計画的に、より理性的に、
より慎重にことを進めて吉。


それでは☆