運命は隔世遺伝からの続きで。


運命は隔世遺伝である、という考え方は、


『今の自分の運命の原因は何であるか?』


ということを推測するのに役立ちます。


より具体的に運命の詳細を知りたいと思ったならば、
自分のルーツを3世代遡り、その人達の生活環境や言動など、
生きた履歴を調べれば良い、とします。


1世代:当人(1人)
2世代:両親(2人)
3世代:祖父母(4人)


彼らはいかなる習慣を持ち、どのような健康状態で、
どこでどんな風に暮らし、誰と付き合って何をしたのか。


そこに、自分が生まれながらにして持つ性格や才能、
強さや弱さに繋がる遺伝の主成分が隠されています。


自分の運命は、両親以上に、祖父母の人生からより強く影響を受け、
彼らの財産や重荷を引き継いでいることが多い、ということです。


だから、何だって言うのか。


自分の運命が、自分自身ではなく、
自分より前の世代の生き様によって決められしまうのだとしたら、
もう、自分には何をどうすることもできないではないか。


そう感じる人もいるかもしれません。


けれど、運命が隔世遺伝であるという考え方には、
今の自分の運命を推測することより、
遥かに重要な意義や目的が隠されています。


そこには、人としての使命や責任さえ見つけ出すことができます。


今の自分が、祖父母により与えられた運命を生きる存在だとするならば。


今、自分が食べたもの。
今、自分が住んでいる場所。
今、自分が発した言葉。
今、自分が選んだ物事。
今、自分を取り囲む周囲の縁。


それらは全て、今の自分の経験となるだけでなく、
そっくりそのまま、自分の子供の子供、
つまり孫の運命を創っているのと同義だということ。


今、他人に親切をしたとします。


それはまず、今の自分の未来の方向性を決めます。
そして更に、未来の子孫の運命という出発点を決めます。


今、誰かを騙し、何かを奪いました。


もちろんそれもまた、自分の運勢と、
子孫の運命を決定する要因となるわけです。


どちらの行いが『良い運命』を創り、
どちらの行いが『悪い運命』を創るか、
その判断は、ご想像の通りです。


これは『因果応報』とも呼ばれ、
お釈迦様の時代から、人の言動を調律する戒めとして意識され、
正しい生き方をするための基準とされてきました。


ちょっと話が壮大になってきたので、
リアルライフの現場に戻ります。


僕自身は、実は、普段、日常生活において、
運命だの運勢だのを意識することはありません。


むしろ、素の状態で考え動く方が、
上手に運を得て縁に繋がることが多い気がします。


けれど…


・就職や転職をする時
・結婚や離婚をする時
・引越しをして住環境を変える時
・住居の新築や増改築をする時
・人生に関わるような大きな節目を迎えた時


そういう時は、師匠の助けも借りながら、
なるべく吉を選んで、なるべく凶を避けられるように、
自然の流れを基準に組み立てた人生設計図の元、
思い切った判断・決断・選択をしてきました。


なぜなら…


そういう大事な場面での一挙手一投足は、
自分の大事な未来を創るだけでなく、
自分が死んだ後の世代の大事な運命を創ることになるからだ、という、
ある種の『責任感』からです。


これ、ネガティブに考え始めると、
すごく暗い話になってくるので嫌いなのですが、
ポジティブに受け止めると、すごく楽しい。


未来の素敵なDNAを、自分の意志と行動で、
人生をかけて創り上げることができるのだから。


自分がお祖父ちゃん、お祖母ちゃんになって、
可愛い孫が誕生してから、


『この子のために、何かしてあげなくちゃ』


というのも、とても素晴らしい愛ですが、
今、自分に孫子がいなかったとしても、
今から出来る、未来の自分の子孫への、
どえらい大きなプレゼントがあります。


それが、運命。


子供は親の背中を見て自分の運を創る。


その子から生まれる子供は、祖父母の背中を見て育った親の背中を見て、自分の運を創る。


そして、自分から見て孫に当たる存在こそが、
自分自身の運をそのまま投影する、
『運の後継者』としての役割を持つことになる。


自分の人生が、自分だけのものではない、 ということになると、
プレッシャーもあるかもしれませんが、
それ以上に、素敵なこと、いっぱいあると思います。


まだ見ぬ未来を担う後継者のために、
素敵なDNAを創り贈って運命up↑


それでは☆