自分が生まれながらにして持つ、
体格・性格・才能や性別・環境などの、
先天的な有形及び無形財産のことを、
西欽也は『運命』と名付け定義しています。


自分の意志とは無関係に与えられた、
容易に変えることのできない、
宿命や業(ごう)とも呼ばれる、
現世を生きる前提や軌道です。


この『運命』なるものは、
どう作られ、何が原因となって発動するかと言うと。


ご先祖様からの『引き継ぎ』が強く影響していると考えられます。


いわゆる『遺伝』というやつです。


そしてこの『遺伝』に対し、最も強い影響力を持つのは、
自分を産み育ててくれた両親、かと思いきやそうではなく。


自分を産み育ててくれた人を、産み育ててくれた人、
つまり『祖父母』が運命のキーパーソンとなる、
とズバリ、ピンポイントで指定することができます。


(特別で特殊な因縁を除きます)


両親の両親、ということになるので、
一般的には父方のおじいちゃんとおばあちゃん、
そして、母方のおじいちゃんとおばあちゃん。


上記の合計4名のコラボレーションを主軸に、
長い年月をかけて作られる人生のプログラミングが、
今の自分の運命なのである。


そう西企画では講座やテキストにて、
みなさんにご紹介をしています。


実際は、全ての人がそのパターンにあてはまるほど、
運は単純な話ではないので、
こういった話をブログにて文字だけで説明するのは、
かなり無理があって乱暴になってしまい、
誤解を招いてしまう恐れも大いにあるのですが…


枝葉を取り除いて、分かりやすくシンプルにお伝えすると、
運命は隔世遺伝こそが最も重要な一因である、と断言できます。


もしも、今、自分が抱えている運命に、
メリットやアドバンテージや幸運を感じているならば、
それは自分の祖父母にしっかり感謝をするべきです。


幸いにも存命ならば、なるべく会いに行き、
生きている間にしっかりコミュニケーションを取るべきだし、
既に亡くなっているならば、お彼岸やお盆の機会を利用して、
手を合わせ、近況報告を欠かさないことが大切です。


一方。


今、自分が歩んでいる、運命という名の強固な軌道に、
不具合や不満、不利や不平等を感じているならば。


その原因の究明と対処のヒントは、
自分の両親だけではなく、祖父母の代まで遡る必要があります。


その上で。


どうやって原因を探し出し、何を持って対処とするのか。


どうすれば、簡単には変えられない運命のしがらみを、
改善&軌道修正することができるのか。


これもまた、祖父母へのアプローチに、
その疑問を解く鍵があると考えます。


例えば、介護や先祖供養。
例えば、財産の相続や維持管理。
例えば、事業の引き継ぎや整理。


上記への真剣な取り組みは、現実的なメリットだけでなく、
実は運命への間接的なアプローチになること、大いにあり得ます。


変えたい運命があるならば。


いかに祖父母と真摯に向き合っていくか、
そこがポイントになってくると思います。


それでは☆