天岩戸

トラブルの原因は、悪運であると考えるのが通常です。


吉や凶を判断基準とする運の世界において、
嫌なことが起こったら、それは凶作用によるものとします。


しかし、一見全て同じに見える悪運によるトラブルも、
その仕組みをきちんと学び調べると、
全く意味合いの異なる、2つのケースがあることが分かります。


悪運の悪運

1つ目が、典型的な、悪運による悪運。


当人の内に蓄積された悪運が満期なり、


『もうこれ以上は溜められない』


という状態にまでなったところで、
何らかのきっかけによって表に吹き出し、
トラブルとして具現化したケース。


これはもう、身から出た錆。


自分は運が悪かったし、運を悪くしたのは自分と思って、
凶運を素直に受け止め、被害が拡大しないように注意するのみです。


お清めの悪運

トラブルには、異なるもう1種類のケースがあります。


そちらは、必ずしも運が悪いとは言えないようです。


幸運を呼吸することによって、
溜まっていた悪運が外へと押し出され、
それがトラブルとして具現化した場合、


・溜まる前に小さく出る悪運なので被害は小さい。
・幸運が発端となっているので抑止力(悪運への反作用)も働く。
・悪運が外へ押し出された分、以降の自分は軽やかになる。


そういう種類のトラブルもあるということです。


悪運ではないトラブル

上記の2つのトラブルを良く見比べてみると、
本当のトラブルと呼べるのは前者の方のみで、
後者のように幸運によって悪運を外に押し出すのは、
厄落としであり除毒であることが分かります。


★雨降って地固まる
★転んでもタダでは起きない
★災いを転じて福となす
★不幸中の幸い
★怪我の功名


というのは、凶とは言い切れない、
むしろどちらかと言えば吉に近いものだと考えられます。


厄落としというトラブル

例えば、不幸中の幸いを、


『それもまた、幸運』


とするのは、さすがに前向き過ぎだと思います。


雨や転倒や災いや不幸や怪我は、なるべく少ないのが幸運です。


なので、トラブルはトラブルとして受け止めましょう。


けれど、そのトラブルは、悪運じゃない。


厄落としというトラブルに分類することになります。


そのトラブルが厄落としてある場合、
結果として押し出された悪運が何らかの不都合や不具合を生んだとしても、
その後は以前より身軽な心と体と魂で、未来に向かっていけるはずです。


悪運の見極め

同じトラブルでも、それは自分にとって、悪運の悪運なのか?


それとも厄落としの悪運なのか?


そこを正確に把握できるようになると、より正しい判断が可能です。


悪運を学ぶことによる、その正確な作用の理解は、
もしかしたら幸運を学ぶこと以上に大切かもしれません。


それでは☆