おかげさまで、
2009年度の気楽こよみの表紙、
すごく評判が良いです。
嬉しい。
上品な紫と、独特なデザインが、
とてもフェミニンで素敵。
僕自身、かなり気に入っています。
特に、女性の方から、
お褒め頂くことが多いかも。
それもそのはず。
『女性らしい美しさ』
をテーマにしたデザインと色彩ですから。
しかも、『大人の女性』を、
意識しているのです。
☆☆☆
この表紙のデザインですが、
(有)西企画のウェブサイト、お気楽.comや、
その他、きほんのき学、ほんきのき学など、
僕の関わる全ての書籍の製作をお願いしている、
AIR(エイル)の仕事です。
毎回、僕の方から、イメージの核となるような、
キーワードをいくつかご紹介した上で、
あとは『お任せ』でデザイン案を複数挙げてもらいます。
上の画像は、その際に、
今回はボツとなった表紙案の2つ。
これもまた、素敵。
どうしても1つに絞り、
選ばなければならないのが忍びなくて、
『今回は、表紙の異なる2種バージョンでいこうか!』
なんて案もあったくらい。
本気で。
結局は、西欽也も僕も、
納得して今回のデザインを選んだのですが、
選ばれなかったデザインがプリントアウトされた紙、
捨てるにはあまりにももったいなくて、
今でも手元に取っておいてあります。
☆☆☆
毎年、こよみを製作するにあたって、
表紙には力を入れます。
下手をすると、中身のテキスト情報より神経を使い、
みんなで意見を出し合いながら、
多くの協力のもと、生み出しているかもしれない。
それは単なる『趣味』や『遊び』という理由ではなく、
『いかにして、そこに年の運の要素を組み込むか』
がとても重要だと思うからです。
今回、表紙デザインにあたって、
デザイナーの方にお伝えしたキーワードの一部を、
ここに本邦初公開してみると…
・海
・火
・感性
・色は九紫火気の紫
・高貴で上品な美しさ
・派手で下品にはならないこと
etc...
上記からイメージを膨らませてもらい、
それらの『運』の要素がしっかりと込められた、
その年の1年間の運気を象徴するデザインとは?
これを求めて試行錯誤するわけです。
ちなみに…
今回の表紙は、生みの苦しみ、あったみたい。
2008年度のイメージ案がすぐに湧いてきたのに対し、
2009年度は全然アイデアが出てこなくて、
何日も悩んだ末に、外へお散歩に出た際、
ようやく浮かんできた、と聞きました。
そうかも。
僕にとっては上記のキーワードは、
当たり前の『九紫火気』のイメージですが、
『海』と『火』の、一見相反するものが、
同時に込められたデザインなんて、
きっと難しかったと思います。
☆☆☆
表紙に込められたキーワードである、
・海
・火
・感性
・色は九紫火気の紫
・高貴で上品な美しさ
・派手で下品にはならないこと
上記は、そっくりそのまま、
2009年の幸運をつかむポイントであり、
注意をしたい事項でもあります。
こよみの表紙を見るたびに、
『今の自分は上品?下品?』
『海に行ってみようかな』
『紫が流行色になるのか』
なんてこと、思い出してみて下さい。
それ、その感覚、そのアンテナ、
2009年の運と直接的に繋がるはずです。
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