『いってきます』
『ただいま』


という言葉を、人ではなく、家に対して言う言葉に変えてみる。
だから、誰もいない家から出たり入ったりする時でも、


『いってきます』
『ただいま』


と言ってみる。


そうすると不思議なことに、人としての誰かではなく、
家そのものが、僕達を迎え送り出すようになってくれます。
家の気もグッと良くなる。


また…


『いただきます』
『ごちそうさま』


を、作ってくれた人や、お金を出してくれた人ではなく、
『食べ物』に対して言う言葉に変えてみる。


だから、自分のお金でご飯を買って、
自分独りでご飯を作り、自分独りで食べる食事の時でも、


『いただきます』
『ごちそうさま』


と言うことになります。


そうすると不思議なことに、
食べ物の味がよりハッキリし始め、
消化吸収もスムーズになる(ような気がしてきます)。


僕はずっと、言の葉というものは、
その言語を解する『人』に対してのみ、
伝えるべきものであろうと思って生きてきました。


伝えたら返事をしてくれる誰かに対してだけ、伝えてた。


だから返事をしてくれないモノやコトに、
言葉をかけることはありませんでした。


そこに誰かがいなければ、何も言わずに出たり入ったり、
食べたり飲んだりしていました。


まだあんまり、運を見ていない時期の話です。


でも、運を学んでから、変えました。
そうしたら変わりました。


家も食べ物も。
思ったより早く効果が現れました。


ちょっと誰かに見られると怪しいかもしれないから、
あんまり大っぴらにはしないことなのですが、
僕は愛車やダイニングテーブルや、
お気に入りの灯油ストーブなんかにも言葉をかけます。


植物や愛犬のような生命体だけでなく、
パソコンやカバン、靴なんかにも、


『いつもありがとねえ』
『無理させて悪ぃんな』
『もうひと頑張りシクヨロ』


とか言って。


変ですかね。
変ですよね。


こういう種類の話は、上手に紹介することができなくて、
あんまり得意ではないのですが、
何と言うか、とても大切な感覚ではないかと思います。


感謝の対象は人のみとは限らないというか。
畏敬の念は神仏のみに対して払えば良いわけじゃないというか。


一度、見つめ直してみることで、変わる運、あると思います。


そして。


上記をあえて九気学によって説明しようと試みると。


発する言の葉の音、そのバイブレーションは三碧木気。


音の震えそのものにエネルギーあり。


それは運を開く力であり、厄を払う魔除け。


それが確かに良い台詞であり、前向きな気持ちであり、
清々しい挨拶であるとするならば、
発すること自体に大きな価値があり、効果を期待できます。


『いってきます』
『ただいま』
『いただきます』
『ごちそうさま』
『おはよう』
『おやすみ』
『ありがとう』
『どういたしまして』


これらを、誰に対して、何のために伝えるか、
という考え方ではなく、


『その音の震えそのものが持つエネルギー』


を意識して使いこなすことができれば、
僕達は、日常の何気ない場面において、
さらに幸運のためのチャンスを増やせるのではないかと思います。


それでは☆