運勢学や家相学、方位学など、
運の知識を学ぶ過程で、最初に当たる壁が、


★凶時期
★凶家相
★凶方位


などの、凶という情報。


これが吉であるならば、ポジティブだし、縁起が良いし、
みんな理屈は抜きに、より良いものが好きだから、
個々に工夫しながら上手に選び活用もできます。


ところが、凶の鑑定方法を知り、今の自分の行動を調べた結果、
それが凶だと分かると、途端に困ってしまう。


『そんなこと言っていたら何もできないよ』


と思わず言いたくなる。


そんな現代的ライフスタイルへの活かしにくさこそ、
凶が持つ壁だと思います。


例えば方位においては、ラッキーになるチャンスよりも、
アンラッキーになるリスクの方が多いから、
どうしてもマイナスの印象が強くなります。


例えば時期においても、どういうわけか、
凶時期に限ってあれこれやりたくなるので、
何だか年中我慢を強いられているような気分になります。


例えば家相においても、お洒落で先鋭的で、
いかにも若い世代に好まれそうなデザインの住居は、
そのほとんどが凶家相にカテゴライズされることになってしまいます。


あれをしたいのに凶。
ここへ行きたいのに凶。
ここに住みたいのに凶。


『じゃあ、どうしろっていうの?』


という感じ。


でも、そこで投げやりになってしまうのは、
凶の壁の高さではなく、中途半端な所で止まってしまっている知識に、
本当の問題があるのだと思います。


なぜなら。


そういう時に困らず、より良い次善の策を見つけ出せるように、
運勢学や家相学、方位学がある。


そういう時に不安にならないために、わざわざ学ぶのが、運の知識。


凶であることを知る。
そしてそこでの注意の仕方や、
身の振り方、考え方、判断の仕方を、
知ってリアルライフに活かす。


その方法論でありロジックが、運の理論体系です。


『凶』を知ることは、吉を知ることよりもよっぽど大切。
吉より凶の方が、遥かに活かしどころが多い。
吉を選び方より、凶の避け方の方がリアルライフで役立つ。


知っているから、対処できる。
知っているから、避けることもできる。
知っているから、吉のチャンスを活かせる。


凶を知ること。


それは、怖いことや面倒臭いことではなく、
より運の良い判断・決断・実行をする上で、
とても役に立つ情報であり根拠である。


そのためには。


凶を凶としてのみ伝えるのではなく、
そのリスクの回避方法や対処方法まで、
ワンセットでご紹介する必要がある。


講座において、また書籍において、
常に意識するのは、その部分です。


不安だけ煽って『あとはご自由に』となってしまわぬように。


もちろん、blogやTwitterなどのオンラインにおいても、
可能な限り、凶の傾向と対策は、明記して行きたいと思います。


それでは☆