僕たちは、これといって、
特殊な才能や能力がなくても、
寒くなってくれば、


『あ、冬だな』


と感じて、暖房に火を入れたり、
毛布を引っ張り出してきたりすることができます。


また、暖かくなってくれば、
誰からも教わることなく、


『あ、春だな』


と思ってコートをクリーニングに出したり、
インテリアを整えたりするはずです。


それが、運を読むということです。


霊感も直感も不要です。


というか、霊感だとか直感だとか、
特殊な才能に頼っていたら、
正しく運を読むことはできません。


大切なのは、五感を働かせ、
ちゃんと自然を感じることです。


運の先読み

温度や湿度や、
天候や風向きなどから、


『季節』


という運を読み解くのは、
比較的簡単です。


そこまでは、多くの方が、
無自覚に、当たり前のように、
できています。


では、運の先読みはどうでしょう?


運の良い人は、


『寒い』


と震えてから、
ストーブに火を入れる、
なんてことはしません。


カレンダーを見て、
空模様から察して、
寒くなる前から冬支度を始めます。


その結果。


寒くなったときは、
すでに温かい生活が始まっています。


すごい。


ノストラダムスも真っ青な、
精度の高い占いです。


まだ秋の段階で、
冬の到来を予言し、
ストーブを出しておくだなんて。


でも。


それって、別に占い師じゃなくても、
その気になれば、季節を予測し先取りして、
模様替えや衣替えを進めることが可能です。


運の世界においては、
その行為のことを鑑定と呼びます。


多くの人は、季節の先読みを、


『別に普通の当たり前』


と感じるわけでしょう。


『さむっ』


と感じてから慌ててストーブを出すような、
鈍感な人でさえ、


『それくらい、その気になれば誰でもできる』


と感じるでしょうね。


でも、その当たり前の作業こそ、
運の流れを読んだ鑑定です。


みんなもう、運を読んじゃってる

運って、


★見えないもの
★聞こえないもの
★触れないもの


などを、怪しい特殊能力で調べる、
そういう不思議世界だと、
多くの方がイメージしています。


少なくとも、西企画において、
それは大きな誤解です。


例えば。


真冬の屋外で、
裸で過ごす人を見つけたら、


『あなた、風邪引くよ』


と予言することは、とても簡単。


それが当たった所で、
誰もその人のことを、


『あの人の鑑定はすごいねえ』


なんて評価する人はいないです。


そもそも、みんな風邪を引くとしってるから、
真冬に薄着をすることさえ控えます。


それってもう、
運を読んでいるということです。


運を読むのは意外に当たり前でつまらないもの

僕たちは、目に見え耳に聞こえ、
感じられるものから、
多くの運を読み取り、
生活や仕事に活かすことが可能です。


見所さえ知っていれば、
また、聴き所さえ分かっていれば、
誰でも先読みすることができます。


だから、腕の良い鑑定師さんの話は、
実は意外とつまらないです。


突拍子もない呪いや、
ドラマチックな予言ではなく、


『そんなの、親や学校の先生から散々言われたよ』


ってことばっかり言うから。


僕もそうです。


『無理は禁物!』
『大切な仕事は丁寧にやること!』
『時間がかかることは時間をかけて!』


みたいなことをしばしば言います。


つまらなくて、すいません。


試しに運を読んでみる

人から嫌われることを、
言ったりやったりしている人は、
やっぱりちゃんと、嫌われます。


他人への配慮を欠かさない人って、
結局、好かれるし、モテるし、
良い人脈に囲まれます。


未来になってみなくても、
当人の言動を観察すれば、
運の先読みは可能です。


今の食生活を続けたら、
5年後の体型は崩れますか?
それともシュッと整いますか?


今の仕事のやり方で、
10年後の収入は増えますか?
もしくは、減りますか?


まだ少し先の未来ですが、
その気になれば、みんな、
だいたいは読めるはずです。


読むだけじゃあダメみたい

運を読むのは、比較的簡単。


というか、みんなもう、
無意識に読んでいるのが運。


だから、読めないってことはない。


問題なのは、で、どうするか。


『このままだと風邪をひく』
『この食生活を続けたら太るわ』
『この働き方のままでは通用しない』


そこまで運を読み切ったあと、
どうするかで未来の吉凶が決まる。


きっと僕たちにとって必要なのは、
運を読むための方法論ではなく、
(だってそれはみんなできてることだもの)


『で、どうするか』


だと思うのです。


そこで動ける人が、
幸運と良縁を掴みます。


それでは☆


《西企画の日常:八白土気の風景》

2019年は八白土気の年。

だから、2019年度のこよみは、
八白土気のモチーフで、
表紙をデザインする予定です。

それって例えば、こういう感じ。

IMG_8100

連なる山。

これをどう料理するか。

お楽しみに。


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