・おごる側とおごられる側
・愛する側と愛される側
・お料理を作る側と食べる側
・だます側とだまされる側
・傷つける側と傷つく側


どちらの方が吉で、どちらの方が運が良いのか?


その答えは、、、


どっちとも言えるし、どっちとも言えません。


感情的には、嫌な思いをする方が凶だし、
損をするのは停滞だし、騙されたら悪運だし、
ムカつくようなひどい仕打ちは災厄だと受け止めます。


けれど。


運という点から考えると、上記の全ては、
状況によって答えが変わり、吉にも凶にもなるものです。


運を見抜く判断基準

運の吉凶を分別するには、判断基準が必要です。


そこでは、人の主観や都合が、あまり役に立ちません。
むしろ、当事者の感覚は邪魔になることが多いです。


では、役立つ最も基本的な判断基準とは何か?


それが、必要性と必然性です。


必要なら、おごれば吉。
必然ならば、おごられるのが幸運。


例えそれが一見、自分にとって都合の良い、
得するラッキーに思えたとしても、
必要性が薄く必然性が乏しいならば、
決して好ましいことではないと判断します。


吉凶判断に必要な感覚

今の自分にとって、何が必要であり必然なのか?


漠然とした言い方ではありますが、
そういうモノの見方や感じ方が、
運を見抜く上で強く求められます。


例えば明暗。


基本的に、明るいのは幸運です。


・性格が明るい
・雰囲気が明るい
・光が明るい


etc...


でも、暗いのだって幸運です。


・落ち着いた性格
・良く眠れる雰囲気
・清々しい日陰や木陰


etc...


明るいことも暗いことも、甲乙つけがたく素敵。


より正確に言うならば、必要な明るさや必然の暗さは、
どちらも運に良い影響を与える大切な要素です。


逆に、不必要で不必然な明るさや暗さは、
人の運気を乱し、崩し、停滞させます。


凶みたいな吉もある

明るければ良いってもんじゃない。
暗ければ良いってもんじゃない。


どちらがより必要性が高く、どちらの方に必然性があるのか。


そこが基準となって吉凶が決まります。


場合によっては、


・病気
・怪我
・失敗
・事故
・喧嘩


さえ、吉に繋がることもあります。


そこに必要性と必然性があるならば、
不利益や不都合でさえ幸運だと言えるわけです。


自分の価値観や感情や主観に囚われてしまっては、
不利益で不都合な吉を、凶と誤解し、遠ざけてしまいます。


それはとても、辛いことです。


全てに備わる陰と陽

・表と裏
・昼と夜
・生と死


これらは、2つ揃って初めて成立する関係性です。


裏がなければ、表がない。
1つ欠ければ、もう一方も存在し得ない。
どちらかが吉のとき、どちらかは凶となる。


そんな考え方を陰陽学と呼びます。

陰陽

表だから吉で裏だから凶とか、生は吉で死は凶とか、
そういうことは全くありません。


必要な方を吉とし、不必要な方を凶とします。


この世の全てには、陰と陽の二面が常に存在します。


陰が吉となるとき、陽は凶となります。
陽が吉となるとき、陰は凶となります。


その関係性は、常に一定ではなく、必要性と必然性に応じて変動します。


そこに必要性があるのか?
そこに必然性があるのか?


そう考えることで、僕たちは、自分の主観に囚われることなく、
感情や都合とは別の基準により、運を分別できるようになります。


大事な時期の過ごし方

・人生の節目
・大きな決断前
・絶好調時や絶不調時


上記のような大事な時期には、


・世界の全てには陰と陽の両面がある。
・陰陽は吉にもなり凶ともなる。
・その吉凶は必要性と必然性で変動する。


という法則を、いつもより意識するよう、僕は心がけています。


『この経験は、自分にとって果たして必要なのか?』
『このできごとには、どんな必然性があるのだろう?』
『より必要性と必然性が高いのはどの選択・決断・実行か?』


そんなことを考えながら、人に会い、仕事をしていると、
何気なく繰り返す日常の小さな営みさえ、
不思議な意味を持って輝き始めるはずです。


それでは☆


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